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28日正午ごろ、東京都練馬区豊玉上1の武蔵高校中学校で、「生徒がカッターで切られた。友人同士のトラブルだと思う」と教職員から119番があった。警視庁練馬署や学校によると、中学1年の男子生徒(13)が、教室内で同じクラスの男子生徒(13)の首に小型のカッターナイフで切り付けた。切られた生徒は軽傷という。
事件があったのは英語の個別テスト中で、2人は待機のため控え場所になっている教室にいた。ほかにも30人以上の生徒がいたが、教員はいなかった。2人は何らかの理由で口論になり、一方がカッターナイフを取り出したとみられる。傷は首の左側の1カ所で、全治1週間程度だった。
学校では杉山剛士校長らが28日夜に記者会見を開き、「捜査への協力と生徒へのケアを進める。再発防止に努めたい」と説明。過去に2人の間にトラブルは確認されていないと述べた。
武蔵高校中学校は1922(大正11)年創立の中高一貫校で、難関とされる都内私立男子校「御三家」の一つ。【朝比奈由佳、松本ゆう雅】
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