2020年からベティスを率いるペジェグリーニ監督[写真]=Getty Images ベティスは28日、マヌエル・ペジェグリーニ監督との契約を2027年6月まで延長したことを発表した。
現在72歳のペジェグリーニ監督は現役引退後、母国の名門ウニベルシダ・デ・チレから監督キャリアをスタート。サン・ロレンソやリーベル・プレートの指揮官を務めると、2004年夏にスペインに渡り、ビジャレアルの監督に就任。1年目にはファン・ロマン・リケルメを擁し、UEFAチャンピオンズリーグでベスト4進出を果たす快挙を成し遂げた。
その後、レアル・マドリードやマンチェスター・シティなどの監督も歴任し、2020年夏にベティスの監督に。2021−22シーズンにはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)を制覇。5シーズン連続で欧州コンペティション出場に導いている。
契約は今シーズン限りで満了となる予定だったが、ベティスは28日にペジェグリーニ監督との契約更新を発表。契約期間は2027年6月まで伸びることになった。また、スペイン『アス』は、ペジェグリーニ監督はチリ代表から魅力的なオファーがあった際には、そのオファーに応じることのできる権利を保持しているとも報じた。
ベティスは今シーズン、13試合が消化したラ・リーガで5勝6分2敗の現在5位。UEFAヨーロッパリーグでは3勝2分けでリーグフェーズで5位と決勝トーナメントのストレートイン圏内に位置している。