
11月27日、元TOKIOの山口達也氏が自身のXを更新。都内で講演会を開催したことを報告したが、会場で見せた彼の気遣いが話題になっている。
解散時にも激励メッセージ
山口氏は、《公益社団法人 足立法人会「税を考える週間」特別講演会にて「ゼロからの再出発」をテーマにお話させていただきました》と、自身の経験をテーマにした講演会を実施したことを報告。さらに続けて《本日は固有名詞を極力控えた講演会》と苦笑いする絵文字を添えてつづり、いつもとは違う心構えで望んだことが伺えた。
「山口さんは、2023年3月に彼自身の会社『株式会社山口達也』を設立。2020年に飲酒運転で交通事故を起こしアルコール依存症と診断されたことをきっかけに、専門的な治療を受けながらアルコール依存症に関する啓発活動の一環として講演活動を行っています」(芸能ジャーナリスト、以下同)
全国各地を回っている山口氏だが、今回の開催は、彼と同じくTOKIOのメンバーだった国分太一が、コンプライアンス違反発覚後に初めて公の場での記者会見を開いた次の日だった。
「その影響からでしょうか、講演会の冒頭のあいさつでは主催者が『元TOKIOということで、このタイミングで山口さんに来てもらうことがいいのかわかりませんが』と、山口さんに気を遣う場面もあったようです。それに対して山口さんは、『固有名詞は出しません』と前置き。国分さんの名前を出さないことをあえて明言してから講演に臨んだといいます」
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絶妙なタイミングで開催され注目された講演会だったが、国分への気遣いを見せた山口氏。国分の不祥事が発覚して以降、SNSでたびたび激励ともとれる発言をしてきたと、前出・芸能ジャーナリストは振り返る。
「TOKIOが解散を発表した6月25日。山口さんは、このときも『ゼロからの再出発』をテーマに講演したことをXで報告しました。そこには、《今はあっという間に過去になり 今を生きることが未来を創る 人はいつでもスタートラインに立っていると思っています》と、TOKIOの状況に重なるようなメッセージを残しました。
さらに7月2日に更新したXでは、サンドバッグを連打し、力強い蹴りを入れる動画を公開。その最後には音声は途切れているものの、カメラに向かい誰かに呼びかけるように言葉を発している場面が映っていたのです。この動画を見たファンは、国分さんやTOKIOメンバーに向けた言葉だったのではないかと話題になりました」
静かにメンバーを見守っているような“素振り”を見せてきた山口氏。SNSの“フォローリスト”にもそれが見て取れるという。
「山口さんは2023年3月からXを始動し、今でも唯一フォローしているのが、国分さんただ1人だけなんです。山口さんが2018年に強制わいせつ容疑で起訴されグループを脱退した際、国分さんは『僕は山口を見捨てることはできません』とコメントしていました。きっと今、国分さんのことを“見捨てることはできない”と、山口さんは思っていることでしょう」
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苦楽を共にしたメンバーとの絆はそう簡単に切れないのだ。
