20年前、突如閉店した食器店→この冬「リベンジ売りつくしセール」開催　衝撃の店内に「早いもの勝ち」「相当価値ある」

　20年越しとなる閉店セールを実現させた食器店を紹介する動画が、YouTubeに投稿されました。この動画の再生数は、記事執筆時点で1万1000回を超えています。

【画像】店内の商品

　動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「DOCO行こ CHANNEL」。ヒロさんとナオさんの2人が、岡山県のグルメや名スポットの情報を発信しています。

　今回2人が訪れたのは、岡山県岡山市北区の表町商店街にある「マツオヤ食器店」。レトロな雰囲気が漂っているこのお店は、20年前に経営者の男性が亡くなったため突然の閉店を余儀なくされました。

　店舗そのものと大量に残された商品は家族が相続しました。しかし、県外の遠く離れた場所で暮らしているため、これまで手を付けられずにいたそうです。

　そこで表町商店街を拠点とした街作りに取り組んでいる企業「STAPPY」の片山進平さんらが立ち上がり、販売代行を担当することに。あちこち修繕して客を迎えられるようにした上で、20年ものあいだ時が止まった店内の物を売り尽くすべく閉店セールを実施することにしました。

　セール期間は2025年10月2日〜12月28日の3カ月。商品はもちろん現物限りで、価格は全て40パーセントオフです。

　店内には食器の他、時計や花瓶、小鉢、つまようじ入れなどさまざまな商品が所狭しと並んでいます。20年前の物であるため、デザインは「一周回ってオシャレ」な感じ。手に取ってじっくり見ながら“好きな人にはたまらないのでは”と2人は感想を伝えています。

　当時貼られた値札は剥がさず、そのままの形で販売。しかし、表示価格から40パーセント引いた額で買えるため、時の流れを感じながら気軽にショッピングを楽しめます。

　シェイカーやコーヒーサイホンなど飲食店で使う道具も充実しており、店の奥には業務用の大きな調理器具などもあります。当然ながらこれらは中古ではなく、全て新品です。欲しいけど高くて手が出せなかったものが、お手軽価格で手に入るかもしれない大チャンス！　

　そんな店の品ぞろえに、ヒロさんとナオさんは大興奮。食器や調理器具好きには衝撃の光景ですよね。動画には、お互いに声をかけて、カメラの前で気になった商品を紹介する2人の姿がたびたび登場します。

　また、店内には“お宝”な商品を並べたコーナーも。ズラリと並んだカップの一部には、素材に金を使ったと思われる物もあり、ヒロさんは「多分、相当価値あると思います」とコメントしました。

　一度では紹介しきれないほどに商品のラインアップが豊富なマツオヤ食器店。このセールを企画した片山さんは「早いもの勝ちですから」「3カ月限定の閉店セール。お楽しみください！」とメッセージを送っています。

　この他にも同チャンネルでは、パワースポットで食べられる“隠れグルメ”や岡山県内の道の駅にスポットを当てた動画などを公開しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「DOCO行こ CHANNEL」