就任1年目でJ1制覇に王手をかけた鬼木達監督[写真]=金田慎平 30日に明治安田J1リーグ第37節が行われ、首位に立つ鹿島アントラーズはアウェイで東京ヴェルディと対戦。0ー1でなんとか勝利を収め、最終節を首位で迎えることに成功した。
2位で追いかける柏レイソルとの勝ち点差はわずか「1」という状況で臨んだこの試合。立ち上がりこそ田川亨介を使ったポストプレーで東京Vを押し込んでいったが、徐々に相手にペースを握られる展開となった。
勝てば優勝が決まる可能性もあった中で苦しい前半となったが、鬼木達監督は「プレッシャーのある中でのゲームでしたが、最後はアウェイではありますが、ファン・サポーターの声援で守備も助けられましたし、最後に走って点を取りに行くところも助けられたゲームでした」とファン・サポーターに感謝。「選手は見えないプレッシャーがあったようなゲームだったと思います。スタートこそ前へ前へというイメージがありましたが、途中からヴェルディのゲームになりました」と、選手たちも知らず知らずのうちにプレッシャーを感じていただろうと振り返った。
東京Vの攻勢も、日本代表GK早川友基のスーパーセーブもあり無失点で抑えると、後半は選手交代で流れを変えていくことに。すると74分に途中出場の松村優太がネットを揺らし、勝利を収めた。鬼木監督は「慌てることなく、やるべきことをやって、どのタイミングで仕留めに行くかというところを選手たちが共有してくれましたし、途中から入った選手がゲームに入って流れを変えて、締めてくれました」とコメント。「チーム一丸となって、難しい試合でしたが勝利という1つの目標に向かってやってくれたと思います。ここから次のゲームに向けて、しっかり頭も切り替えていきます」と、最終節の横浜F・マリノス戦に向けて意気込みを語った。
チームの勝利に大きく貢献した早川のパフォーマンスについては「素晴らしかったと思う」と評価。「あそこで失点していたら、大きく流れはヴェルディに傾いていたと思います」と大きなセーブだったとし、「ゼロでいけたのはハヤのスーパーセーブもありましたし、ゲームを締めてくれた選手だと思っています。感謝しています」と高く評価した。
他会場では2位の柏がアルビレックス新潟相手に前半で2点をリードしていたが、鬼木監督は「選手にも伝わっていないですし、自分自身も終わってから知りました」と知らなかったと明かし、「2試合で決めようという話をしていました」と、連勝で終えて自分たちで掴もうと考えていたという。
残すは最終節。ホームに集まる大観衆の前で、勝てば2017年以来となる9年ぶりのJ1制覇となる。「変わらずですかね」と語る鬼木監督は、「自分たちのやるべきことをやり続けること。それはこのチームがハードワークし続けているからここにいると思いますし、最後点を取られてもおかしくないようなシーンで、半歩、一歩戻ったり、相手のプレッシャーになったり、人数が多くて防げたり、フリーで打たせないという守備で、やらなければならないことをやりました」と、これまでと変わらない戦い方をすると語った。「最後は気持ちだという話をしていて、自分自身にどれだけ勝てるか。ミスを恐れずに勝たなければいけない。引き分けで優勝できるわけでもないので、自分たちで掴みに行こうという話はしたいです」と、選手たちには最後まで勝利を目指して戦うことを伝えたいとした。
【動画】これぞ日本代表!GK早川友基のスーパーセーブ!
まさに“超人級”の反応!
リーグ優勝が懸かる大一番で
GK早川友基がビッグセーブ🔥
🏆明治安田J1リーグ第37節
🆚東京V×鹿島
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