
<日韓ドリームプレーヤーズゲーム:日本1−7韓国>◇30日◇エスコンフィールド
今季限りで現役引退した元日本ハム、巨人、中日の中田翔さん(36)が11月30日、エスコンフィールドで行われた「日韓ドリームプレーヤーズゲーム(DPG)」でド派手な夢を見せた。日本の「4番右翼」でスタメン出場し、4回の第2打席で左翼ブルペンに飛び込むソロ本塁打。プロ野球人生をスタートさせた古巣の本拠地で、代名詞の豪快な放物線を描いてファンを喜ばせた。試合後には北海道で久しぶりに“中田節”も披露した。
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中田さんは「いろんな記憶がよみがえってきた」と感慨に浸った。日本代表OBの最年少として日韓DPGに初出場。グラウンドに立つと、日本ハム時代のユニホームやタオルなどを掲げるファンの姿が見えた。「僕を育ててくれた地で特別な場所。心の底からうれしかった」と北海道で受ける声援が身に染みた。
感謝の思いは、一振りに込めた。4回に左翼ブルペンへソロ本塁打。中日での引退試合以来、約2カ月ぶりのスイングだったが、通算309本塁打を放ったアーチストの本領を発揮。「ファンの声援のおかげで打たせてもらいました」と感謝が尽きなかった。
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日本ハム時代の応援歌も演奏された。いろいろな思いが胸の中で交錯した。「現役中、ほんとにファンの皆さんにいろんな迷惑をかけて札幌を出ることになった中で、ファンの皆さんに今でも声援を送ってもらえるのは当たり前ではない。ジャイアンツ時代も僕はブーイング覚悟で(22年の)交流戦、こっち(札幌ドーム)に来たけど大声援を送ってくれた。その時、僕はちょっと打席で感情的になりかけたのも思い出した。今日はうれしかった」。
これが23年開業のエスコンフィールドでの“初本塁打”。「僕が日本ハムにいる時から、これぐらいのサイズ感の球場にしてほしかった(笑い)。札幌ドームなんでね、こちとら。50本、100本ホームラン損してんのかな。札幌ドームだったらフェンス上段直撃のツーベース。それ、ガチで、ガチでフェン直だと思う」。ユーモアたっぷりの“中田節”も北海道で聞くと味わい深い。中田さんにとっても思い出に残る1日となった。【木下大輔】
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