【競泳】もがく松下知之に助言した先輩とは…一転200m自己ベストV「価値を落としたくない」

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2025年11月30日 21:09  日刊スポーツ

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男子200メートル個人メドレー決勝 優勝しガッツポーズをする松下(撮影・増田悦実)

<競泳:ジャパンオープン>◇30日◇東京アクアティクスセンター◇男子200メートル個人メドレー決勝



24年パリ五輪(オリンピック)400メートル銀メダルの松下知之(20=東洋大)が、自己ベストで優勝した。


1分55秒60をマークし、前日5位と低迷した400メートルからよみがえった。取材エリアでは「正直な話をすると、あまり気持ちが乗っていなかったというか、正直あんまり戦う前の気持ちではなかったです」と本音を吐露。モチベーションに苦労しながらも、前日のレース後に個人メドレーの先輩にあたる瀬戸大也から「どんなに気持ちが乗らなくても、レースに臨まないといけない時がある。その中でも『絶対に松下には勝てないな』と思わせるレースを」とメッセージが届いた。日本を背負っていく存在として「『そうだよな』と思いました。自分がトップである自覚を、もっともっていかないといけない。もう1回モチベーションを高めるというか、出力を高めるきっかけになりました」と200メートルに向かった。


今後は冬場の強化を経て、26年3月の日本選手権(東京)へと向かっていく。


「前までは本当に自分のためにレースをしておけば結果も出ていましたし、結果が出なくても『自分のことだからいいや』と思っていました。今、この立場になって応援してくれている両親、トレーニングウエアを支給してくれているミズノさん…。自分の陰で誰が応援しているかを考えた時に、情けないレース、自分の価値を落とすレースをしたくないと思いました。もう1つは『ここで負けていたら、ロスでは勝てないな』と心のどこかで思っていました。こういう時にこそ、自分の本当の価値、強さが出てくると、初めて前向きに考えることができました。もっともっと自分が学ばないといけないことをたくさん教えてもらった、いい大会だったと思います」


理想とする姿を再確認した。【松本航】

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