【ソフトバンク】小久保監督、個人面談で今宮健太に「準備してほしいと」新オプション第2弾説明

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2025年12月01日 04:56  日刊スポーツ

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開会式で挨拶をする小久保監督(撮影・只松憲)

ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が11月30日、来季の新オプション第2弾を公表した。ショートの名手今宮健太内野手(34)には、内野全ポジションで出場できるよう準備させると明言。今季ブレークした野村勇内野手(29)と遊撃スタメンを競わせる方針も、試合経過によっては一塁、二塁、三塁でも起用する。この日は和歌山市内で「第21回 小久保裕紀 学童野球大会」に出席。日本一で地元に凱旋(がいせん)し、26年のリーグ3連覇と2年連続日本一を見据えた。


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晴天に恵まれ、気温20度に迫るぽかぽか陽気だった和歌山市。「半袖は持って来てないわ」。11月30日とは思えない暑さを感じていた小久保監督だが、来季の新オプションについても熱弁した。話題の中心はベテラン今宮。「この前、本人にも話をした」と個人面談の内容を明かした。


大前提は遊撃スタメンを競わせる方針。指揮官は「ショート1本で野球人生を歩んできた。もちろん『ショートで勝負しなさい。(野村)勇と競争』とはっきり伝えた」と前置きした上で、新たな挑戦を命じたという。「セカンド、サード、ファーストも試合途中から起用があるかもしれない。準備をしてほしいとも伝えた。(試合が)もつれた場面で代打、代走があったらそういう選択肢もある」。今宮はプロ初出場した11年に途中出場で一塁に就いたことがあるが、翌12年からは本格的に遊撃専念。名実ともにショートの名手が、来季は内野全ポジションを守る可能性が出てきた。


13〜17年には遊撃手で5年連続ゴールデングラブ賞を獲得し、来季は史上初の14年連続開幕ショートの大記録がかかっている。今宮自身も「まずはそこを狙っていきたい」と意欲を見せていた。小久保監督は「もう1回ショートとして花を咲かせなさい」と背中を押すと同時に「勝つ確率が上がるという判断」と説明。リーグ3連覇と2年連続日本一への改革の一環だ。


同じくショートを主戦場にする野村が今季は打率2割7分1厘、12本塁打、40打点、18盗塁の好成績だった。今宮の強力なライバルとなったが、小久保監督はベテランの存在意義を熟知している。「もちろんショートでの貢献も高いけど、それ以外の貢献が多い。今宮と(中村)晃が柳田の下で主軸としてずっと引っ張ってきた。もっと違う価値もあります」。精神的支柱がグラウンドに最後まで立ち続けるためにも、新オプションは有効に働きそうだ。


11月18日の球団納会ゴルフでは、新オプション第1弾として柳町の一塁兼任を明言した。あらゆる事態を想定し、万全を整える。日本一軍団の指揮官に気の緩みはない。【只松憲】


◆ソフトバンクの内野事情 大本命は一塁が山川、二塁が牧原大、三塁が栗原、遊撃が今宮か野村。ソフトバンクは複数ポジションを守れる選手が多く、栗原は一塁、野村は二塁と三塁、川瀬は二塁、三塁、遊撃を守れる。さらに今オフは外野手の柳町が一塁を兼任することを小久保監督が明言した。若手では庄子、広瀬隆、イヒネらに加えてドラフト5位、JR東日本の高橋隆慶内野手(23)も三塁を主戦場とする。

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