【ステイヤーズS見どころ】ヴェルミセルが重賞初制覇を狙う

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2025年12月01日 11:00  netkeiba

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ヴェルミセル(撮影:下野雄規)
 前走で大きな経験を重ねたヴェルミセルが強敵牡馬を一蹴する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/6(土) ステイヤーズS(3歳上・GII・中山芝3600m)

 デビューから9戦目にして初勝利と遅咲きのヴェルミセル(牝5、栗東・吉村圭司厩舎)。ゴールドシップ産駒らしく息の長い活躍で、前走はエリザベス女王杯に出走して勝ち馬レガレイラからコンマ7秒差の8着だが、初めてのGI出走なら上々の内容だ。今年のダイヤモンドSでは後の天皇賞(春)の勝ち馬ヘデントールの3着。2走前も京都大賞典で3着と、牡馬相手でも遜色のないレースをしている。スタミナが豊富で長丁場、そして直線に急坂がある中山は歓迎のクチ。何より寒い時季での活躍が目立つだけに狙い目は十分だ。鞍上は鮫島克駿騎手。

 前走のアルゼンチン共和国杯でもうひと伸びを欠いたホーエリート(牝4、美浦・田島俊明厩舎)だが、唯一の牝馬、斤量面を考えれば健闘の部類で悲観する結果ではない。2走前は強敵レガレイラにコンマ6秒差の5着、今年の中山牝馬Sでは後のGI馬に肉薄とポテンシャルの高さを示している。この馬も寒い時季が滅法得意。重賞初制覇のチャンスだ。鞍上は戸崎圭太騎手。

 その他、宝塚記念5着と健闘したチャックネイト(セ7、美浦・堀宣行厩舎)、スタミナ十分のマイネルカンパーナ(牡5、美浦・青木孝文厩舎)、初めての芝だが開幕週の馬場が合いそうなピュアキアン(牡4、美浦・竹内正洋厩舎)、持久力豊富なラスカンブレス(牡4、美浦・林徹厩舎)、追う毎に良化示すワープスピード(牡6、美浦・高木登厩舎)などが鎬を削る。発走は15時45分。

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