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陸上女子中長距離で米ワシントン大学へ進学するドルーリー朱瑛里(岡山・津山高3年)が1日、都内で日本陸連の第12期ダイヤモンドアスリート認定式に出席した。
ドルーリーは「来年からワシントン大学に進学します。海外の新しい環境になり、言語が違ったり、文化も違ったりしますが、どういう選手になれるか、今は素直に楽しみな気持ちでいっぱいです。今までいろいろな困難がありましたが、世界で活躍する選手になるだけではなく、人として応援していただける選手になれるよう、これから全力で競技をしていきたいです。世界と戦うために、これから自分の競技に全力で取り組み、日本から世界へ1歩ずつ挑戦していけたらと思います」と壇上で時折涙で声を震わせながら抱負を語った。
ドルーリーはカナダ人の父と日本人の母を持つ17歳。中学3年生だった23年1月に全国都道府県対抗駅伝で17人抜きの驚異的な走りを披露し、陸上界のニューヒロインとして注目を浴びた。24年にはU20アジア選手権1500メートルで金メダルを獲得。今年11月には、米シアトルに校舎を構えるワシントン大陸上部のSNSで加入が発表された。
ダイヤモンドアスリートは、国際大会における活躍が期待できる次世代の競技者を中長期的に強化・育成するプログラム。第1期生には、女子やり投げでパリ五輪金メダルの北口榛花や男子100メートルで世界選手権2度入賞のサニブラウン・ハキームらがいる。
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