
楽天藤平尚真投手(27)が1日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円増の8000万円でサインした。
今季は過去最多の62試合に登板し、2勝2敗、21ホールド、12セーブ、防御率2・11。最終戦となる10月5日のオリックス戦では、29試合連続無失点を果たし球団新記録を樹立した。倍増した年俸に対し「自分が想像している以上の最大限の評価をしていただきました。今季の評価と来季への期待が相まっているのものなのかと思ったので、自覚はより芽生えました」と気を引き締めた。
昨年に続き侍ジャパンにも選出され、来年3月に開催されるWBCのメンバー入りにも「自分が出るのは想像できないですけど、気持ち、技術の準備は(代表に)入るつもりでオフシーズンやっていきたい」と意欲をみせる。先日ドジヤース大谷が出場を明言したが「レベルが違いすぎますけど、野球の話はちょっとしてみたい。一番は一生自慢になるので家に飾るサインをもらいたい」とほほえんだ。
また、今オフには自身のSNSにて一般人女性との結婚を発表。「すごくプラス思考で、いろんな言葉をかけてくれたので、メンタルが保てたのは奥さんのおかげです」と感謝。得意料理はお店レベルの「キッシュ」だという。
来季目標には「日本一」と力強く記し「チームの優勝のピースになれるように個人的には圧倒的な成績を目指していきたい」と口にした。「中継ぎの中でも1つ2つ抜けた存在になつていきたい。最優秀中継ぎやセーブ王を目指していきたい」とタイトルも見据えながらチームに貢献していく。(金額は想定)
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