写真上から共同通信、産経新聞、毎日新聞の社屋看板 生成AI(人工知能)検索サービスを提供する米新興企業パープレキシティに記事の著作権を侵害されたなどとして、共同通信社と産経新聞社、毎日新聞社は1日、記事の無断利用の即時停止などを求めて抗議書を送った。3社は「記事に対価を支払わず、『ただ乗り』を繰り返すもので断じて容認できない」などとしている。
3社の発表によると、パープレキシティは利用者からの質問に関連する情報をインターネット上で収集して生成AIに読み込ませ、回答するサービスを提供している。3社は、記事コンテンツが無断で収集・複製され、回答の生成に利用されていると主張。抗議書の到着後14日以内に対応方針を文書で回答しない場合、法的措置を取るとしている。