
冬のアウトドアや屋外でのスポーツ観戦は、防寒対策が欠かせません。特にスポーツ観戦時は自身が動かずじっとしている時間が長く、寒さを感じやすいため、保温性の高いアウターは必須アイテムとなります。
【画像】ワークマンの「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトジャケット」を使ってみた
そこで今回は、屋外スポーツの観戦時にワークマンの「リペアテック 洗えるフュージョンダウン ライトジャケット」(以下、ライトジャケット)を使用してみました。
気温約9度の環境下で使用した感想と、実際の暖かさや着心地をレビューしていきます。
公式サイトでの販売価格は2900円(税込)です。カラーはブラック、カーキグリーン、プルシアンブルー、ブラウンオレンジ(筆者購入品)の4色展開です。
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●機能性が豊富! 保温性の高いライトジャケット
ライトジャケットには、多彩な機能が詰め込まれています。
まず注目したいのはダウンの構造です。ダウン本来の保温力に加えて、吸湿発熱綿による発熱性がプラスされており、高い保温性を発揮します。
さらに、化学繊維である吸湿発熱綿を使用することで、ダウンの洗濯時に起こりがちな乾きにくさや綿の偏りを防止。そのため、自宅での洗濯がしやすく経済的です。
背中裏面にはブラックアルミ加工が施されており、背中からポカポカとした温かさを感じることができます。
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加えて、針穴程度の小さな穴であれば自己修復する「リペアテック素材」を採用しており、中綿の飛び出しを防いでくれます。リペアテック素材は、はっ水性も備えているため多少の雨であれば安心です。
フロントはファスナーではなくスナップボタン仕様。隙間ができそうに感じますが、着用してみると生地同士が重なり、しっかりカバーしてくれます。
ワークマン独自の機能がたくさん凝縮された1着に仕上がっています。
●冬のアウターとしては1枚では寒いかも
気温は約9度。少し雨が降り風が吹くタイミングもある、国立競技場でのスポーツ観戦時に使用してみました。
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ライトジャケットは、アルミ加工など保温機能に優れていますが、アウターとして1枚で着用するには少し肌寒い印象でした。なお、中にはベロア生地のトップスを着用しました。
また、風を通さない防風仕様になっていますが、ボリュームのあるダウンほどの保温力は感じられません。
また首元がラウンドネックになっているため、ネックウォーマーやマフラーといった首元の防寒は別途必要になります。
一方でブラックアルミ加工が施されていることもあり、背中はとても暖かかったです。背中が寒いとそれだけでゾクゾクしてしまうので、その点はうれしいポイントでした。
なお、スポーツ観戦中は、上にもう1枚アウターを着用していましたが、背中は一度も寒さを感じませんでした。
●軽くて薄いのでインナーダウンとしても活躍
気温や風の強さにもよりますが、ライトジャケットはインナーダウンとして活躍するアイテムと言えます。実際、筆者もアウターの下にライトジャケットを重ねて着用しましたが、アウターの中に1枚加えるだけで暖かさが格段に変わることを実感できました。
薄手のためアウターのシルエットを崩すことがなく、加えて非常に軽量なので、カーディガンやニットを着込むよりも疲れにくい印象です。肩凝りしやすい筆者にとっては魅力的な点でした。
また、小さくたたむととてもコンパクトになり、専用の収納袋に入れて持ち運ぶことができます。リュックに入れてもかさばらないため、スポーツ観戦だけでなく旅行や登山などでも活躍しそうです。
ただし、袋から出して広げた際には、シワができてしまいました。
サイズはS〜3Lの5サイズ展開(※)。身長160cmの筆者はSサイズを選びましたが、ゆったり着たいという希望がなければSでちょうど良いと感じました。
