
職場では雇用形態や給与の格差がトラブルの火種になることがある。大阪府の40代女性は、かつてスーパーでパート勤務をしていた頃の不快な記憶を明かした。
当時、その職場では衣料品売り場があり、「売り場の商品を着用して販売する」という暗黙のルールのようなものがあったようだ。しかし、女性にとってそれは容易なことではなかった。
「生活の為に働いていたので、手持ちの服ばかり着ての勤務をしていた」
時給は750円。大阪府の現在の最低賃金を考えれば、20年ほど前のエピソードなのだろう。生活費を稼ぐために働いているのに、仕事のために服を買っては本末転倒だ。ところが、そんな事情を汲み取れない人物がいた。(文:篠原みつき)
「時給1500円」の同僚からの暴言
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職場には、「時給1500円のキャリア職」の女性の先輩がいたという。この先輩も正社員ではなく派遣や契約社員の専門職だったのかもしれない。立場も収入も上の人間なら、部下の事情を察してほしいものだが、投げかけられたのは心ない言葉だった。
「『〇〇ちゃんその服見飽きたわ!』と。私の時給は750円」
経済的な余裕のなさが服装に表れていることを指摘されるのは、誰だっていい気はしない。「幼少時代から服を言われる事が嫌いやったのでかなりカチンとなった」と女性は振り返る。
暴言を吐くくせに休日に謎の呼び出し
そんな無神経な言葉を吐く一方で、この先輩の行動には不可解な点があった。日頃の扱いにうんざりしていた投稿者に対し、なぜかプライベートで接触を図ってきたという。
「私の休みまで連絡してきて『今何してるん?』とか『おいでや〜!』とか」
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投稿者は「もちろん彼女に友達なんておらず……」と書いており、先輩の人望のなさがうかがえた。
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