『ウィキッド 永遠の約束』© Universal Studios. All Rights Reserved.ブロードウェイミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』の続編『ウィキッド 永遠の約束』のキャラクタービジュアルが解禁された。
前作は全世界興行収入でブロードウェイミュージカル映画化作品の歴代1位を記録し、日本でも累計興行収入35億円突破の大ヒットとなった。
この度解禁されたビジュアルで、魅力溢れるキャラクターたちの少し大人へと成長した姿が明らかとなった。
ホウキを片手に漆黒の衣装に身を包むエルファバは、「悪い魔女」のレッテルを張られながらも、自らの信念に従い、オズの魔法使いに支配された世界を正そうと奮闘する姿が力強い決意に満ち溢れている。
一方、玉虫色のドレスに身を包み、ティアラにそっと手を添える「善い魔女」グリンダからは、希望の象徴として望まれる優しさを人々に与える凛とした大人の表情が伺え、前作とは一味違った魅力を放つ。
固い絆で結ばれながらも袂を分かち、正反対の道を歩むことになったふたりの魔女のコントラストが、深いドラマを予感させるビジュアルになっている。
ふたりの物語に強い影響を及ぼすのが、護衛隊の隊長を務めるフィエロである。「悪い魔女」の行方を追う任務を与えられたフィエロだが、学生時代に同じ時を過ごしたエルファバの立場を想う彼の心境は複雑だ。
そして妖艶さと迫力がさらに増し、魔法で天候を自在に操っているのが、オズの秩序を守る報道官のマダム・モリブルである。前作ではシズ大学の魔法学の権威という立場であったが、もはやその影響力はオズ全土に及ぶほどとなっている。彼女が操る竜巻の中に描かれる、一軒の白い家が気になるところだ。
シルクハットを手に不敵な笑みをみせるのが、オズの国で最も偉大で恐ろしい存在であるオズの魔法使いである。自分が築き上げた世界が、実はまやかしであることをエルファバに気づかれた彼は、彼女を捕えようと躍起になる。オズの未来の先に、彼は何を目にするのだろうか。
前作と打って変わって少し暗い表情でこちらを見つめるのが、マンチキン国を統治するネッサローズの下で働くボックである。ネッサを献身的に支えながら仕事に邁進する彼だが、やはり心の奥底ではかつて好意を寄せたグリンダの影がチラついている。
マンチキン国を治めるネッサローズも、やはり前作とは趣が変わっている。あどけない少女の姿は感じられず、国を治める総督としての責任を負う、統治者としての威厳を放っている。
そして、グリンダを熱愛する2人組、ファニーとシェンシェンも健在。かつての取り巻きグループであった2人も、今やグリンダが最も信頼する補佐官として働いている。
学生の頃に比べてみな成長し、それぞれの道を歩む彼らの姿を収めながら、一人一人のドラマを感じさせるのビジュアルに仕上がっている。
11月21日に全米で公開された本作は、前作を上回るオープニング成績を記録し、初登場No.1の座に輝いた。エルファバとグリンダ、ふたりの魔女が紡ぐ感動は世界に伝播し、併せて公開された78の国と地域でも大ヒットとなっている。
『ウィキッド 永遠の約束』は2026年3月6日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)