ダイドーの「工作自動販売機コンテスト」 アイデア満載の子どもたちの個性あふれる作品を発表

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2025年12月02日 09:10  OVO [オーヴォ]

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ダイドーの「工作自動販売機コンテスト」 アイデア満載の子どもたちの個性あふれる作品を発表

 ダイドーグループホールディングス(大阪市)は、第2回「ダイドーの工作自動販売機コンテスト」を開催し、大賞と優秀賞をこのほど発表した。

 同社は、子どもたちの想像力を育み、個性を引き出し、社会性を育むことを目的に、2015年から全国の子どもたちに無償で「ダイドーの工作自動販売機キット」を提供している。同コンテストの特別審査員長には、昨年度に引き続き、“自動販売機マニア”こと、石田健三郎氏が就任し、子どもたちの個性あふれる工作自動販売機を一つ一つ真剣に審査。123の応募作品の中から、合計8つの受賞作品が決定した。

 大賞のうち「自動販売機マニア賞」は、「かぞくのエコはんばいき(リュック型)」が受賞。暑い日の登校時に“飲み物があったらいいな”という思いから、リュック型(ランドセル型)の自動販売機を考案。アルミホイルで作った“太陽光パネル”でエコにも配慮し、廃材の段ボールも活用しているところがポイント。自動販売機を「自分で背負って動かせる」、「中身を好みに合わせて変えられる」という未来像を、見事に具現化し、SDGsの視点も取り入れられている点などが高く評価された。

 大賞のもう1つ、「DyDo社員賞」は、「天気の自動販売機」が受賞。地球温暖化による異常気象を受けて、農家さんやスキー場、遠足の日など、みんなの「天気の願い」に応えられる「天気の自動販売機」を考案。おじさんの畑が雨不足で作物が枯れてしまったことを知り、「天気を届ける仕組みがあったらいいな」と思って作ったという。身近なところで悩んでいる人を助けたいという思いが、作品全体に込められていること、天気の種類によって価格が変動するというユニークなアイデアは技術的にも実現の可能性があること、身近な課題に寄り添いながら社会に役立つ自販機の未来を描いた点などが高く評価された。

 子どもたちのアイデアあふれる作品は、特設サイトや公式Instagramなどで紹介している。

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