写真 スマホを立てかけて、見やすい角度や高さに固定できる“スマホスタンド”。デスク横に置けばサブモニターのような使い方ができるし、ビデオ通話やオンラインで打ち合わせをする時にもメチャクチャ便利!
スマホに届いた通知も見やすいし、地味に優秀なんですよね。また、長時間動画を見る時には、スマホを手で持たなくてもいいから姿勢がとっても楽。だからつい使い過ぎてしまって、すぐに壊れちゃう……。これを機に、前から気になっていた無印良品とダイソーの折りたたみスマホスタンドを購入してみました。
左:ダイソー「折りたたみ式スマホスタンド」、右:無印良品「折りたためるスマホスタンド」
それぞれの使い心地と、気になったポイントをあげていきます。
◆ポケットにスッポリ! 持ち運んで使うなら無印良品の「折りたためるスマホスタンド」
まずは、無印良品の「折りたためるスマホスタンド」です。
「折りたためるスマホスタンド」の一番の特徴は、コンパクトさ! 売り場で見かけた時は、手鏡かと思ったほど小さくて薄く、軽い(約40g/独自に計測)です。
「折りたためるスマホスタンド」890円/税込
カラー:ライトグレー・ダークグレーの2色展開
素材:本体 合成皮革、芯材 ガラス繊維強化プラスチック、マグネット
サイズ(約):幅72×奥行93×高さ8mm
筆者が購入したのは、ライトグレー。デスク横にもなじむ落ち着いたカラーで、素材はベロア風。800円台だけれど、安っぽく見えないところが高ポイントです。
全体を見てみると、表面にフラップが付いていますが、裏面には装飾がなくシンプル。
◆使い方を見てみよう
同封の用紙には、使い方のイラストが書かれています。
フラップを開け、三角になるように折り変えるだけなので、セット方法は簡単。
フラップの内側がスマホを置いた時のすべり止めになるんですね。
試しにスマホを縦置きしてみたら、横幅がピッタリでした(iPhone 13 Pro・カバー付きの場合)。
◆ストレスなく使えそう
画面を見やすい&操作しやすい絶妙な角度(角度変更は不可)です。本体の三角部分にはスマホの背面2/3ほどを預けられる高さがあるので、安定感も十分。すべり止めのおかげでスマホがずれ下がってこないから、ストレスなく使うことができています。
ちなみに横置きにもできるけれど、画面を見る時の目線がグッと下がるかも。
充電中一時的に横置きにする以外は、縦置きがしっくりきました。
購入から2週間、毎日3時間以上使っていますが、今のところマグネットのつきが悪くなることもなく、問題なく使えています。
ただし、素材の特性上、表面に汚れが付くとなかなか落ちないのでご注意を!
◆角度調整が自在! 長時間じっくり使う時は「折りたたみ式スマホスタンド」
続いては、ダイソーの「折りたたみ式スマホスタンド」です。
「折りたたみ式スマホスタンド」の特徴は、角度調整が自由自在なところ。それも2つの角度調整パーツのおかげで、デスク横や食卓、カフェのテーブルなど置き場所が変わっても順応性の高さを発揮してくれるんです。
「折りたたみ式スマホスタンド」110円/税込
カラー:グレー、白、黒の3色展開
材質:本体 ABS樹脂、すべり止め部分 EVA樹脂
サイズ:7.6cm×3cm×13cm
対応スマートフォンサイズ:幅77mm×高さ158mm×奥行8mm以内
※ 一部使用できない機種があるので、予めサイズを確認してください。
◆カラーは全3色
カラーは全3色あって、筆者はグレーをチョイス。素材には合成樹脂(プラスチック)の一種が使われていてツルツルで硬く、少しおもちゃっぽい印象です。
サイズは手の指先〜手のひらまでフルに使って収まる大きさで、重量は約65g(独自に計測)と軽量。
裏面には、4つのすべり止め付き。
パッケージ裏面に描かれた図によると、まずは本体をパカッと半分に開き、そこからホルダー部を引き出してスマホをセットするようです。
これが、結構硬め。ヒンジの動きに合わせてバキバキッと音が出るから、壊れたのかと焦りました。……が、ヒンジが硬いことで、スマホを乗せてもグラグラしたり、角度が変わったりしにくいのでしょう。
◆ヒンジはそれぞれ角度調整が可能
微調整レベルで動かせるから、置く場所に合わせて画面を見やすい角度・高さに変えられます。110円商品とはとても思えないクオリティーの高さです。
ホルダー部には、スマホを支えるストッパー(爪)付き。ここにもすべり止めが付いていて、細部まで気が利いています。
◆縦置きから試してみます
縦置きしてみると、文句なし! ホルダー部の高さはスマホの背面1/3ほどしかないけれど、ストッパーがあるのでしっかりハマります。
左右に1つずつあるストッパーのあいだからは、充電も可能。
横置きする時は、2つのヒンジを調整することで画面に高さを出せます。縦横どちらでも見やすいです。
自宅で長時間使うなら、断然こっち! デスクワーク中や動画・映画視聴中、姿勢を変えるのに合わせてスマホスタンドの角度・高さを変えられるので、体が疲れにくいです。
本体が汚れたら、乾いた布でササッと拭き取り可能です。
◆比べてみた結果、どっちが良かった?
無印良品の「折りたためるスマホスタンド」と、ダイソーの「折りたたみ式スマホスタンド」の両方を使ってみた感想ですが、どちらにもそれぞれの良さがあって“シーン別に使い分けたい!”と、思いました。
無印良品は、スタイリッシュな見た目が好み。バッグやポケットに入れてもかさばらないから、外出先で短時間サクッと使いたい!
対するダイソーは、持ち運べないことはないけれど、開閉時にわりと大きめの音が出るので自宅で使いたいですね。角度調整に優れているので、じっくり長時間スマホと向き合う時に活躍してくれています。
気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
<文・写真/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi