「シナントロープ」第9話 © 此元和津也/「シナントロープ」製作委員会水上恒司テレ東ドラマ初主演作「シナントロープ」の第9話が12月1日に放送され、折田の部屋を見張っていた若い男“キツツキ”が口にした“バンド名”に多くの視聴者が反応。「だからキノミとキノミなんか」など多くのポストがSNSにアップされている。
本作はアニメ「オッドタクシー」の脚本や映画『ホウセンカ』の原作・脚本を担当するミステリードラマ。ハンバーガーショップ“シナントロープ”でバイトする水町に恋する大学生・都成剣之介を水上が演じるほか、“シマセゲラ”に脅迫されている水町ことみに山田杏奈。金髪の“キバタン”木場幹太に坂東龍汰。漫画家志望の田丸哲也に望月歩。田丸と両想いになった里見奈々に影山優佳。赤いモヒカンの塚田竜に高橋侃。都成の恋を応援する志沢匠に萩原護。折田との内通者である室田環那に鳴海唯。
泥棒老人のインカアジサシに綾田俊樹。裏組織“バーミン”の実行部隊・龍二に遠藤雄弥。久太郎にアフロ。バーミンを取り仕切る折田浩平に染谷将太。折田の部屋を監視するおじさんのトンビに山本浩司。トンビとコンビを組むキツツキに栗原颯人といったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
今回の9話では水町が都成をデートに誘う。遊園地を楽しむ2人だが、なんで突然デートしたいと言い出したのか問う都成に水町は「今のうちにできることはしたいなと思った」と答える。さらに自分が選ばれた理由を聞く都成だったが、消去法だったと知り少し落ち込む。
その後水町は自分がシマセゲラに脅迫されていることや、自宅の周囲を髪の長い男と坊主の男の2人がうろついていたことなどを告白。恐怖に震え涙ぐむ水町に「必ず助ける」と告げる都成だが、視聴者からは「水町、どこまで演技だ……???」「水町は怪しすぎてミスリードっぽいなあ」「水町さんの話すこと全部お芝居に見える怪しすぎて」といった反応が。これまでの放送で水町の行動に不信感を抱く視聴者からのポストが続々とタイムラインにアップされる。
一方、これまでも過去の時間軸では?と推察されていたトンビとキツツキのパートでは、ついに2人が折田の部屋に侵入することに。宅配業者の服に着替えながら、トンビは自分の身に何かあったら家に行って欲しいと切り出す。自分の子供を閉じ込めていると話すトンビに驚くキツツキだが、トンビはまだ5歳だから自由に外に出られると危ないと返答。その後、折田のマンションに向かう道中、トンビは自分の子が赤ちゃんをあやすガラガラで笑顔になる。「木の実と木の実がぶつかる音で笑顔になるんだぜ」と口にする。それを聞いたキツツキは「“キノミとキノミ”ってなんか語呂いいっすね。バンド名にしよっかな」と返す…。
折田たちが追う目指し帽の男・クルミがかつて組んでいたバンド名が“キノミとキノミ”であることからSNSでは「だからキノミとキノミなんか!!!」「キノミトキノミってガラガラのことだったのか」などのポストが続出。そして「キノミとキノミってことはこの男はクルミなのか?」「後輩?みたいな人がバンドの人なのか」「おじさんとコンビの若い男が目出し帽のクルミなんか?」などといった声も上がっている。
【第10話あらすじ】
都成が“シナントロープ”に到着すると店内が荒らされ、壁に「シマセゲラを連れてこい」とメッセージが。連絡を受けたメンバーが店に集合するが、水町だけは連絡がつかなかった。悲惨な状況を目前にし、環那が折田に情報を流していたことを告白する。ようやくメンバー全員が折田と“バーミン”の存在、そしてシマセゲラによる脅迫の一件を知る…。
「シナントロープ」は毎週月曜23時06分〜テレビ東京、テレビ大阪ほかにて放送。各話放送終了後から動画配信サービス「Prime Video」にて見放題独占配信。
(笠緒)