
4度グラミー賞にノミネートされた米シンガー、チャーリー・プース(34)が、来年2月に米カリフォルニア州サンタクララで開催される米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)王者決定戦スーパーボウルで国歌斉唱を担当することが発表され、「適任ではない」と物議を醸している。
第60回スーパーボウルのハーフタイムショーにはすでに、プエルトリコ出身のスーパースター、バッド・バニーの出演が発表されているが、NFLは新たに試合開始前のプレショーに出演する3人のアーティストを発表。米映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015年)の主題歌として大ヒットした「See You Again」などで知られるプースのほか、グラミー賞11度受賞のブランディ・カーライル(44)が米愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を、R&B界の新星ココ・ジョーンズが霊歌「Lift Every Voice and Sing」を披露することが明かされた。
また、史上初めて手話によるパフォーマンスも導入されるという。
しかし、インターネットでは1991年に故ホイットニー・ヒューストンさんが行った国歌斉唱をを引き合いに「落ちぶれた」「不適任」「残念」などと批判が殺到。これに対し、プースは素早く反応。「ホイットニー・ヒューストンほど優れた歌手だとは決して言わないけど、ニ長調の本当に特別なアレンジを組み立てていることは保証します。私の最高の歌唱パフォーマンスの1つになるでしょう」と、反論する事態となった。
プースは来年3月に待望の4枚目のスタジオアルバム「Whatever’s Clever!」リリースを控えている。(千歳香奈子)
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