2025年F1第23戦カタールGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 2025年F1第23戦カタールGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは7位、ランス・ストロールは17位でレースを終えた。
アロンソはミディアムタイヤで8番手からレースをスタートし、1周目に6番手に上がった。7周目にピエール・ガスリー(アルピーヌ)とニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)の接触によりセーフティカー(SC)が導入されると、アロンソはこのタイミングで1回目のタイヤ交換義務を消化。2セット目のミディアムを投入し、再び6番手を走行して、他車同様に32周目に2回目のピットストップを行った。第3スティントではユーズドのハードタイヤを装着し、アロンソは7位でフィニッシュした。
ストロールもミディアムタイヤで18番手からスタートし、アロンソと同じくSC導入に合わせて7周目にピットイン。新品のミディアムに交換し16番手に上がったストロールは、他車よりも早めの24周目に2回目のピットストップを行い最後尾に下がった。25周後の49周目に3回目のピットストップでソフトタイヤに履き替えたものの、ストロールは55周目にリタイアを選択。17位で完走扱いとなった。
アストンマーティンは、アロンソがスプリントで7位に入賞したことで獲得した2ポイントと、レースでの7位入賞で得た6ポイントの合計8ポイントを加え、コンストラクターズ選手権でハースを逆転し再び7位につけている。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)決勝=17位DNF(55周/57周)18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ミディアム→ソフト
「今日は18番手からスタートして17位でフィニッシュした。このコースでポジションを取り戻すのはいつも難しいので、今日は戦略を変えてアンダーカットを試し、レース後半にふたたびセーフティカーが出た場合に挽回するチャンスを作ろうとしたが、残念ながらその機会は来なかった」
「僕たちは1週間後にアブダビに向かうが、そこでさらに競争力を発揮できることを期待している」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)決勝=7位(57周/57周)8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
「昨日の2ポイントと今日の6ポイントは、今週末の僕たちの期待を上回るものだ。早い段階でのセーフティカー導入後、僕たちは他のチームと同様に2ストップ戦略をすることを決めた。僕たちには今夜に向けて戦うためのペースがなかった。DRSを待つ車列と、ここでのオーバーテイクの難しさのおかげで、多少の幸運に恵まれた。レース中盤にスピンしたときも少し運があった。別のサーキットだったら、グラベルで終わりになっていたかもしれない」
「このポイントは、アブダビに臨むにあたって、コンストラクターズ選手権の戦いに向けたありがたい後押しになる」
[オートスポーツweb 2025年12月02日]