
フリーアナウンサー中井美穂(60)が、1日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1時)に出演。フジテレビ時代に受けたクレームについて語った。
番組では、1987年(昭62)入社の同期、フリーアナ笠井信輔(62)とトーク。中井は、スポーツに関心がない自身を看板番組の1つだった「プロ野球ニュース」のキャスターに配置した会社の采配について「『プロ野球ニュース』なんて見たことなかったもん。看板番組って言われても、はあ?っていう」と当時の心境をぶっちゃけた。あえて知識ゼロの自身を番組に置いたフジの社風についても「劇薬的な面白いことを見つけて。それがゆくゆくいろんなことを言われるようになってしまうんですけど。会社の体質として」と苦笑した。
当然視聴者からのクレームもあったが「私たちの時代って、文句言ってくる人って電話か手紙を長文で書いてくる人だけだったんだよね」と回想。「でもそのお手紙も読むけど、もっともだなってことを書いてくる人もいたし、ただただ文句を言いたい人もいた」としつつ、「でも皆さん自分の字で書いてきてたから。気持ちは伝わったよね。今みたいに誰が言ってるか分からない文句ではなかったから」とSNS隆盛の現在と比べながら話した。
アナ時代に印象的だった“視聴者の声”についても語り「小包みたいなのが届いて。何が入ってるのかなと思ったら、自分が小学校の時に描いた絵とか。『自分を知ってください』って箱が届いたことがあって」。またある時は「『約束しましたって人が玄関に現れました』とか。『テレビで何月何日に来てねって僕に言ったよね』って言われて。警備の人から電話がかかってきて、『と言ってる方がいらっしゃるんですけど』って言われて。約束してませんって言いました」と困惑したことを振り返っていた。
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