今夏にマンCへ復帰したトラッフォード [写真]=Getty Images マンチェスター・シティに所属するイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードが退団を希望しているようだ。12月1日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在23歳のトラッフォードはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2021−22シーズンにレンタル先のアクリントンでプロデビューを飾った。2023年夏に完全移籍加入したバーンリーでは公式戦通算73試合に出場し、守護神としてプレミアリーグ昇格に大きく貢献。今夏には英国人GK史上最高額の推定3100万ポンド(約64億円)で古巣マンチェスター・シティへ復帰した。
プレミアリーグ開幕から3試合連続でスタメンに名を連ねたトラッフォードだが、マンチェスター・シティは今夏の移籍史上最終日にパリ・サンジェルマン(PSG)からイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを獲得。以降はドンナルンマが正守護神としてゴールマウスを守っており、トラッフォードはバックアッパーに降格している。
報道によると、トラッフォードはこうした現状に満足しておらず、早くもマンチェスター・シティからの退団を望んでいるという。同選手はジョーダン・ピックフォード(エヴァートン)からイングランド代表守護神の座を奪いたいと考えており、今夏のマンチェスター・シティとの交渉でもそのことが議題として挙がっていたとのこと。しかし、トーマス・トゥヘル監督へのアピールが困難なことから、より多くの出場機会が見込めるクラブへの移籍を検討しているようだ。
また、ドイツ代表GKシュテファン・オルテガも今夏にマンチェスター・シティを退団する可能性がある模様。2022年夏の加入以来、長らくブラジル代表GKエデルソン(現:フェネルバフチェ)のバックアッパーとしてチームを支えてきたが、今シーズンはベンチ外の日々が続き、1分たりともピッチに立っていない。
なお、トラッフォードに対しては、今夏の移籍市場での獲得を目指していたニューカッスルが引き続き関心を寄せていると『デイリーメール』は報じている。