関東甲信は3日から今季最強の寒気 山沿いで大雪の恐れ 晴れても年末年始頃の寒さに

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2025年12月02日 15:46  日本気象協会

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日本気象協会

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関東甲信は今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、明日3日(水)夜から4日(木)にかけて関東甲信の山沿いは警報級の大雪のおそれ。晴れる平野部でも、年末年始頃の寒さ。気温の変化が大きくなるため、体調管理にご注意を。

3日夜から山沿いは雪 警報級の大雪のおそれ

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関東甲信は、今日2日(火)の日中もこの時期としては気温が高く、東京都心の最高気温は18.0℃でした。ただ、明日3日(水)は次第に冬型の気圧配置に変わり、関東甲信の上空5500メートル付近でマイナス30℃以下の冬本番の冷たい空気が流れ込む予想です。山沿いを中心に雪雲が発達しやすく、4日(木)は群馬県と長野県北部で警報級の大雪となるおそれがあります。

明日3日(水)夜から4日(木)にかけては、群馬県など関東北部や長野県北部の山沿いを中心に雪の降り方が強まり、大雪になる所があるでしょう。平地でも積雪となる所があり、交通への影響に注意・警戒し、着雪やなだれにも注意が必要です。車は必ず冬用タイヤを装着し、迂回やルートの変更なども検討してください。5日(金)になると大雪の峠は越えますが、同じような場所で断続的に雪が降りそうです。

【24時間降雪量(多い所)】
3日(水)12時〜4日(木)12時まで
関東地方北部 50センチ
甲信地方   40センチ

4日(木)12時〜5日(金)12時
関東地方北部・甲信地方 15センチ

いきなり冬本番の寒さ 風冷えに

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関東の平野部や盆地は晴れても、冷たい北よりの風が吹き付けて、急に寒くなるでしょう。

明日3日(水)の最高気温は15℃に届かない所が多く、東京都心は14℃と平年並みの予想です。南の海上にのびる前線の影響で、関東の沿岸部では昼頃にかけて所々で雨。夜は北よりの風が強まり、実際の気温よりも寒く感じられるでしょう。

4日(木)は年末年始頃の寒さになる所が多く、東京都心と横浜は11℃、甲府は9℃の予想です。長野は4℃と、ダウンコートにマフラーなど万全な防寒が必要でしょう。朝晩は冷え込みが強まり、内陸部を中心に氷点下の冷え込みとなりそうです。7日(日)になると、ようやく寒さが和らぐでしょう。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

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