LMDhやGT3などのレーシングカーを多数収録した本格シミュレーション『プロジェクトモーターレーシング』発売

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2025年12月02日 16:50  AUTOSPORT web

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多数のレーシングカーを収録した本格レースシミュレーションゲーム『Project Motor Racing(プロジェクトモーターレーシング)』が11月25日に発売された
 11月25日、株式会社セガはプレイステーション5/Xboxシリーズ/パソコン用の本格レースシミュレーションゲーム『Project Motor Racing(プロジェクトモーターレーシング)』を発売し、ローンチトレーラーを公開した。

 プロジェクトモーターレーシングは、20年以上にわたりシムレーシングを支えてきた『Straight4 Studios』がレーシングシミュレーター開発のノウハウを結集し、プロフェッショナルレベルのモータースポーツを忠実に再現した本格レースシミュレーションゲーム。日本ではセガが製造と販売を担当している。

 720Hzで演算される新開発の物理エンジンでリアリズムを追求したプロジェクトモーターレーシングのシミュレーションは多岐にわたる。最新のコンピューターシミュレーションを用いた内燃エンジンとターボチャージャーモデルにより、ターボラグや火炎が吸気側に逆流するバックファイア、キーを切ってもエンジンが回り続けるディーゼリングやディーゼルノッキングといった異音などに加え、車両周辺空間に影響を与える排気ガスも再現。また、流体および燃焼シミュレーションから、より自然で非線形なスロットルコントロールも実現しているという。

 プレイヤーは本格的なモータースポーツキャリアを体験できる“シングルプレイヤーキャリアモード”や、世界中のライバルとレースができる“オンラインレースモード”を楽しめる。そのほかにもレーシング周辺機器への高精度のフォースフィードバックや、HUDカスタマイズなどに対応。Mod対応のGIANTS Engine 10による開発により“UCG”と呼ばれるユーザー生成コンテンツにも対応した。

 収録車種はすべて正式ライセンスを取得。北米国際モータースポーツ協会(IMSA)とのライセンス契約により、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権やWEC世界耐久選手権に参戦するLMDh車両やル・マン・ハイパーカーを筆頭に、世界のレースで活躍するメルセデスAMG GT3やポルシェ911 GT3 RといったGT3車両など、さまざまなレーシングカーを網羅している。

 また、プロジェクトモーターレーシングでは仮想と現実の境界を縮めるため『ファクトリードライバープログラム』と呼ばれる現役ドライバーとトップシムレーサーから定期フィードバックを受ける場を運営中。日本ではJGTC全日本GT選手権/スーパーGTのGT300クラスで3連覇を果たし、スーパー耐久シリーズや全日本ジムカーナ選手権でもチャンピオンを獲得している山野哲也が参加しており、登場する車種ごとに車両セッティング、リアリティ、スピード探求、耐久レース、トラックの5カテゴリー約40個の質問に回答して、車両の挙動を細部まで評価しているとのことだ。

 プロジェクトモーターレーシングの価格は7590円(税込)。対応機種はプレイステーション5/Xboxシリーズ X|S/パソコン(Steam/Epic Games Store/Windows)となり、11月25日から発売が開始されている。ソフトウェアの詳細については公式サイト(https://projectmotorracing.sega.jp)をチェックしてほしい。

[オートスポーツweb 2025年12月02日]

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