【チャンピオンズC】国分優作騎手が3年ぶりのJRA・GI参戦 テンカジョウで波乱呼ぶか
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2025年12月02日 17:30 netkeiba

チャンピオンズC2025に出走予定のテンカジョウ(24年9月撮影、ユーザー提供:わらびさん) デビュー17年目の国分優作騎手が、チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)のテンカジョウ(牝4、栗東・岡田稲男厩舎)でGI初制覇を狙う。
国分優作騎手は90年12月27日生まれ、茨城県出身の34歳。JRA通算7438戦250勝。09年に美浦・国枝栄厩舎からデビュー。同期には双子の弟の国分恭介騎手、松山弘平騎手、丸山元気騎手などがいる。デビューからの2年は1桁の勝利数に留まったものの、11年3月に栗東に移籍したことが転機となった。同年には45勝と大きく飛躍し、14年の小倉2歳Sのオーミアリスで重賞初制覇。近年は10勝前後が続いているが、ユニコーンライオンやテンカジョウ、キタノエクスプレスなどを駆って、渋い活躍を見せている。
チャンピオンズCのパートナーはテンカジョウだ。デビューから国分優作騎手が手綱を取り、24年のマリーンCを制覇。その後、自身がケガをしたタイミングから松山弘平騎手に乗り替わっていたが、大一番でコンビ復活となった。牡馬と戦うのは24年3月の1勝クラスを制して以来となるので力関係がカギ。とはいえ、全12戦で馬券圏内を外していない安定感は特筆もので、流れ一つで上位進出の可能性がある。
国分優作騎手はこれまでJRA重賞を4勝している。しかし、GIは12回騎乗して15年の高松宮記念のサドンストーム、17年の高松宮記念のティーハーフの4着が最高だ。22年のジャパンCのユニコーンライオン(16着)以来となるGIチャレンジ。重賞も制した相棒とのコンビ復活で、大仕事となることを期待したい。
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