年2.1%減に下げ幅拡大=7〜9月期GDP改定値―民間予測

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2025年12月02日 18:03  時事通信社

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時事通信社

 民間シンクタンク10社による2025年7〜9月期実質GDP(国内総生産)改定値の予測が2日までに出そろった。平均値は前期比0.5%減(速報値は0.4%減)、この成長が1年続いた場合の年率換算で2.1%減(同1.8%減)と、マイナス幅が拡大する見通し。

 財務省が1日発表した7〜9月期法人企業統計調査で、設備投資が鈍化した。これを踏まえ、改定値の設備投資は平均が0.3%増(同1.0%増)と、上げ幅が縮小した。一方、公共投資は0.3%減(同0.1%増)と、マイナスに転じる見込みだ。

 10〜12月期は再びプラス成長を取り戻すとの見方が広がっているが、第一生命経済研究所の新家義貴シニアエグゼクティブエコノミストは「輸出の下押しが響き、小幅な持ち直しにとどまる」と予想する。 
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