ミナミバンドウイルカの「オキちゃん」(国営沖縄記念公園(海洋博公園):オキちゃん劇場提供) 沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)で50年にわたり飼育されていたミナミバンドウイルカのメス「オキちゃん」が2日死んだ。推定52歳だった。1975年の沖縄国際海洋博覧会に合わせて飼育が開始され、国内の鯨類として最長だったという。
同水族館によると、夏ごろから体調を崩し、10月20日のショー出演を最後に、療養を続けていた。今月1日は餌も食べていたが、2日の開園前に死んでいるのが見つかったという。「高齢による身体機能の低下に伴う疾患が主な原因と考えられる」としている。

沖縄美ら海水族館のミナミバンドウイルカ「オキちゃん」(国営沖縄記念公園(海洋博公園):オキちゃん劇場提供)