
SNSで話題沸騰!TBS系で放送中のドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』に、《TBS歴代1位!?本当に面白いからなぁ》《竹内涼真の演技が良すぎて、毎週楽しみになっています》などの声が寄せられている。
『じゃあ、あんたが〜』は、竹内涼真演じる“料理は女が作って当たり前!”な亭主関白思考の勝男が、恋人の鮎美(夏帆)との別れを機に、自分自身を見つめ直す成長&再生のコメディーだ。
その勢いはすさまじく、第3話の無料配信再生数は、『VIVANT』第5話を上回り、442万回とTBSドラマ史上最高記録を更新。さらに、第7話は522万回再生と記録を塗り替えた。
『じゃあ、あんたが〜』原作者の漫画家・谷口菜津子さんが週刊女性のインタビューに応じ、この快挙に対し、
「ドラマの記録はドラマスタッフの皆様のご尽力の賜物だと思いますので、自分と切り離して本当にすごいことだと思いました!」
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と、喜びの声を聞かせてくれた。
《昭和気質すぎてツッコミ止まらない(笑)でもどこか憎めない勝男、絶妙なキャラだよね》
とSNSでも、勝男が自ら変わろうとしていく素直さに好感の声が多く寄せられている。勝男のキャラはどうやって生まれたのか。
鮎美と離れて実感した「変化」
「彼女の鮎美とずっと2人きりの世界を築いてきたことで、いざ鮎美と離れたとき、周りの価値観の変化についていけなかった勝男のように、自分自身も時代の変化に少し鈍感になり戸惑うことが増えてきました。
そんな変化を受け止めて成長できる、目標のようになっていってほしいなと思いながら描いています」(谷口さん、以下同)
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料理を担うことの多い女性に刺さる、インパクトのあるタイトルに惹かれた人も多そうだ。
「タイトルはかなり悩んだのですが、自分が一生懸命作ったものに対してこう言われたら腹が立つなという気持ちと、勝男が実際に作ってみるお話なのでわかりやすいかなと思い、『これだ!』とひらめきました」
ドラマ化でキャストとの交流については?
「キックオフの際と撮影見学、そして打ち上げの際に皆さんにお会いしましたが、演者さんはもちろん、ほかのスタッフの方も含め原作をすごく大切にしていただいてる感じが伝わってきてうれしかったです。
でも緊張していてあまり記憶がありません!」
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背中を押してあげたい気持ち
ドラマ化にあたり望んだことは?
「原作『じゃあ、あんたが〜』で描きたい『変わりたいと思った誰かの背中を押してあげたいという気持ち』を大切にしてほしいということと、自分の専門外の知識を補うためにジェンダー監修の方を入れてほしいことだけお願いしまして、あとは自由にやってほしいとお伝えしました。
もともとこの作品が、みんなで考えたい問題を主題にしているので、ドラマを作るスタッフさん、キャストさんたちで再構築してこの物語に取り組んでもらえたらうれしいと考えてそう伝えました。結果、とても良い作品になりドラマ制作の皆様に感謝しています」
と谷口さんも納得の仕上がりに。
当たり前だと思っていた自分の価値観で誰かを傷つけていないか、勝男と一緒に学んでいくのも本作品の見どころの一つかも。

