一変の可能性十分 馬体派記者が「昨年以上」と高評価したチャンピオンズCの伏兵とは

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2025年12月02日 20:45  netkeiba

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ペプチドナイル(11月27日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が1日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。7日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はペプチドナイル(牡7、栗東・武英智厩舎)を1番手に推奨。開口一番に「馬体の充実ぶりが伝わってくる立ち写真」と話し、「南部杯は外伸びの馬場に泣き、武蔵野Sは極端な瞬発力勝負になったのが敗因。上位を占めたのが1400m寄りに適性のあるスピード馬ばかりで、消耗戦のスタミナ比べを得意とする同馬には厳しかった」と解説した。「530kg前後の巨体でありながら、パワー型というよりは、胴伸びが素晴らしく無駄肉の少ないマラソンランナーのような体形」とし、「優勝した昨年のフェブラリーSはドンフランキーがつくった超ハイラップの消耗戦でその良さがフルに生きた」と回顧。「ナルカミなどの先行馬が揃った今回は底力勝負が濃厚で、不向きな流れだった近走から一変の可能性は十分にある」と述べた。

 続けて、「加齢による能力の減衰が起こりづらいダート馬の中でも、キングカメハメハ産駒は“長持ち”する」と血統面の特徴にも触れ、7歳でJpnIを制したホッコータルマエ、チュウワウィザード、8歳になってフェブラリーSで2着に入ったエアスピネルを例に挙げた。「精神面については分かりませんが、ペプチドナイルも見た目に馬体の衰えは感じられませんし、むしろ昨年より研ぎ澄まされたシルエットと筋肉の張りをしている」と太鼓判。「不当に人気を落とすようなら、ガツンと勝負したいと思わせる馬体写真」と伏兵の一発に期待した。

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