【ラグビー】W杯日本の理想の組分けは−　“天国”の一例はアルゼンチン、米国、香港　3日抽選会

ラグビー27年W杯オーストラリア大会の抽選会が、3日午後8時（日本時間午後6時）からシドニーで行われる。

　　◇　　◇　　◇

日本の理想の組分けは−。

参加4チーム増の今大会は全6組の各組上位2チーム、3位から成績上位4チームが16強。番狂わせの少ない競技性から決勝トーナメント（T）進出の可能性は高いが、19年大会に並ぶ8強は決勝T1回戦が重要になる。3位通過は自動的に他組の1位との対戦。各組2位の6チーム中2チームも1位と顔を合わせる。

“天国”の一例はアルゼンチン、米国、香港。アルゼンチンは23年大会で対戦し、後半28分まで2点を追う接戦だった。最終的に27−39で敗れたが、リベンジを目標に意思統一できる。米国には直近4連勝中。2年連続で対戦しており、手の内を知る。香港は10月に代表予備軍のJAPAN XVが59−14と快勝した。

2連覇中の南アフリカと同組は“地獄”といえる。11月に7−61と完敗。ジョーンズ・ヘッドコーチも「唯一歯が立たなかった」と認めた。第3バンドのジョージアには24年に敗れ、今年11月も25−23だった。サモアには23年W杯前に屈し、油断大敵の相手となる。