【DeNA】“ガッツマン”桑原将志「僕という野球像に導いてくれた」異例退団会見で14年間の感謝

0

2025年12月03日 04:55  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

退団会見に出席したDeNA桑原(撮影・山本佳央)

異例の退団会見で、感謝の言葉を紡いだ。DeNAから西武へのFA移籍が決まった桑原将志外野手(32)が2日、横浜市内の球団事務所で退団会見を行った。自ら志願した会見で「横浜DeNAベイスターズというチームが、僕という野球像に導いてくれた」と、14年間の感謝を口にした。


ファンの存在があってこその“ハマのガッツマン”だった。「応援歌の『ガッツマン』というフレーズが、これまでの僕の野球人生を後押し、作り上げてきたと心の底から思います」。背番号1を託された18年ごろには「かっこよく、きれいに野球をやりたい」という思いが芽生えた。葛藤もあったが、自分のプレースタイルを貫いた。球場に響く、あの応援歌があったから−。


新天地でも“ガッツマン”であり続ける。「求められることは変わるかもしれないですけど、僕は僕らしく。精いっぱい、全力でプレーする。僕にはそれしかできないので」と迷いはない。「プレースタイルが変わったら、ユニホームを脱ぐしかない。そのぐらいの覚悟を決めている」。プロ15年目も変わらず、桑原らしく突っ走る。【山本佳央】

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定