
憧れのチームで、新たなスタートを切った。日本ハムから巨人へFA移籍した松本剛外野手(32)が2日、川崎市のジャイアンツ球場で“巨人初練習”に臨んだ。高校の後輩で日本ハム時代にチームメートだった郡とともに、約2時間汗を流し「新鮮な感じがしてよかった」と振り返った。
打撃を見つめ直す。22年のパ・リーグ首位打者は今季、打率1割台と苦しんだ。「良くなかったので、試している」とティーバッティングでは、ボールを厚く捉える意識でスイングを確認。「22年にフォーカスし過ぎず、新しいものを求めて」と試行錯誤を続ける。1月は沖縄・伊江島で日本ハム野村らと自主トレに臨む。阿部慎之助監督(46)も現役時代にトレーニングを行った場所に「阿部さんのおかげで環境がすごくいい」と感謝。充実した設備の中で追い込んでいく。
憧れの球団で結果を残すのが使命だ。小さい頃から巨人ファンの松本は「来られたことはすごくうれしい。新しいところで、モチベーションが高い位置に来ている」と、今オフにかける思いは強い。入団会見では、史上3人目となる両リーグ首位打者を目標に掲げ「結果を残すことだけを考えてやりたい」。偉業達成へ、巨人松本剛が始動した。【北村健龍】
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