
【写真】オーディションで選ばれた「ミニ反町、ミニ大森、ミニ津田」
主人公の吉井雄太(通称ユン/反町)、藤巻肇(通称チェン/大森)、菊原紀介(通称キンポー/津田)の3人は、中学生時代に映画研究部で熱い青春を過ごした同級生。しかし、51歳となり、それぞれが人生の迷子に。本作は、ひさびさに再会した3人が、かつての映画研究部顧問教師の謎の失踪事件を追いながら、もう一度“青春の輝き”を取り戻す、題して「1988青春回収ヒューマンコメディー」となっている。脚本は古沢良太。
反町、大森、津田が演じる主人公3人の中学生時代を演じる子役は、“超本格的”なオーディションで決定。物語の中で重要なシーンも多く、現代につづくカギとなる1988年の中学生役ということで、総勢約300人の応募者について、成河広明プロデューサーや演出の森脇智延ら制作陣が約1ヵ月をかけ、5次にも及ぶ審査を実施した。
演技力はもちろん、1988年という時代の空気感をどれだけ自然にまとえるか、反町、大森、津田の3人が演じる現代の姿へと、成長をどれだけリアルに感じさせられるかが重要なポイントに。さらに、審査は個人戦ではなく、3人一組での演技にも及び、視線の交わし方や笑いのタイミングなどから中学生時代の主人公たちの仲間感や結束感がどれだけしっかり見られるかも評価対象となった。
こうした厳しい審査をクリアし、過去と現在が自然に結びつく、人生を感じさせるようなキャラクターを生み出せる3人として、大角英夫、青木奏、内田煌音が選ばれた。
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反町隆史演じるユンの少年時代を演じるのは、昨年『ライオンの隠れ家』(TBS系)で連ドラデビューを果たした大角英夫。ドラマや映画で活躍中の注目株が、「オタクなんてかっこわるい」と斜に構えながらも、実は心の中は熱い気持ちでいっぱいで、徐々にチェンやキンポーのようにカンフー映画の制作にのめり込む不器用な中学生時代のユンを演じる。同学年のマドンナ・大葉灯里への淡い恋心に揺れるも、なかなか素直に行動できない“あるある”な思春期の中学生の姿も見せる。
さらに、大森南朋演じるチェンの少年時代には、CMで演技力を評価されてきた青木奏が抜てき。映画研究部の部長でオタク気質、でも負けず嫌いで感情の起伏はジェットコースター級のチェン。仲間思いで面倒見が良く、時にはユンやキンポーを励まし、みんなを引っ張るリーダー的存在。会話の中では冗談を交えたり、場を和ませるユーモアやちゃめっ気もあり、仲間たちとの掛け合いも見どころの一つ。青木が初の地上波連ドラ出演で、どんな演技を見せてくれるのか。
そして、津田健次郎演じるキンポーの少年時代を演じるのは内田煌音。11月30日に最終回を放送したばかりの『すべての恋が終わるとしても』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に続く出演で、勢いそのままに新たな挑戦へ。みんなが盛り上がっている時は一緒にふざけたり、誰かが落ち込んでいる時はそっと寄り添ったり…中学生時代から雄太と肇の間を取り持つ優しいキンポーを繊細に演じる。
なお、制作陣との打ち合わせの際には、役作りのため髪をバッサリカットしたり大胆チェンジしたりする気合いを見せた大角、青木、内田。装い新たに、タイムスリップ。見慣れない自分の新鮮な姿にはにかむ3人のかわいらしい様子も、番組公式XやInstagramで近日公開予定だ。
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※企画・プロデュース:成河広明のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
◆企画・プロデュース:成河広明(フジテレビドラマ・映画制作センター)
「反町さん、大森さん、津田さんという日本を代表する俳優の“中二時代“を誰がどう演じてくれるのか? それがこのドラマの重要なポイントでした。2つの時代が妄想と記憶で辿られる中、物語を確かに繋ぐのがその時々の“ユン、チェン、キンポー“だからです。お芝居はもちろん、それ以上に顔立ち、表情、所作、佇まいが3人の主人公たちに通じるかが審査のポイントでした。大角さん、青木さん、内田さんはそんなオーディションから発掘されたまさに“ミニ・ラムネモンキー“。2つの時代が彼らによって繋がりました。ぜひ、放送をご覧になってそのそっくりぶりを確かめていただければ嬉しいです」

