
フリーエージェント(FA)宣言残留した中日松葉貴大投手(35)が3日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改の会見を行った。今季年俸5000万円から倍増の1億円で複数年契約を結んだ。
「大台に乗せさせていただきました。FA宣言して日に日にドラゴンズへの気持ちも大きくなったので、残留させていただきました」
プロ13年目の今季は初の規定投球回に到達。先発で23試合7勝11敗、防御率2・72の成績を残し、球宴にも選ばれた。1億円プレーヤーの仲間入りしたことに「実際プロに入って1軍で投げること、勝つこと、パフォーマンスを継続することの大変さをすごく感じた。その中で1億円稼ぐのがどれだけ大変かも感じていたので、時間はかかりましたがよかったですね」と笑顔だった。
球団からの高評価にも「複数年をいただきましたが、結果を出さないとそこ(目標の40歳現役)までいけない。毎年規定を投げるくらいの気持ちでやっていきたい」と気を引き締めた。このオフは全体的な球速アップに取り組んでいる。
FA宣言中も街中でファンから残留を求める声をかけられたが、残留表明後に近畿地方へ家族で旅行に行った際も「県外でドラゴンズファンから『残ってくれてありがとう』と言われた時は、ここで言われるかと思いましたけど、本当にそういってもらえてよかったですし、それぐらい反響があったんだなと」と驚いた。
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愛するドラゴンズのために、球団創設90周年の節目に優勝するために、ベテラン左腕は先発でのフルシーズンの活躍を目指す。
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