
千葉テレビ(チバテレ)は3日、7日午後1時から千葉市のフクダ電子アリーナで行われる、明治安田J1昇格プレーオフ2025準決勝・ジェフユナイテッド市原・千葉対RB大宮アルディージャ戦を、ミライチャンネル(第2チャンネル)で生中継すると発表した。
ジェフは11月29日にフクダ電子アリーナでFC今治に5−0と大勝も、勝ち点70で初優勝の水戸ホーリーホック、2位で自動昇格したV・ファーレン長崎に勝ち点1及ばず3位となり、プレーオフに回った。チバテレはJ2最終戦に続き、17年ぶりのJ1復帰をかけた運命の1戦に臨むジェフを、地元局として2戦連続の生中継でバックアップする。実況はフリーアナウンサー西達彦(49)、解説はFC今治戦に続き、ジェフOBでクラブユナイテッドオフィサーを務める、元日本代表MF佐藤勇人氏(43)が務める。
佐藤氏自身、千葉が09年にJ2に降格した当時は京都サンガに所属していたが、10年に復帰し、19年に引退するまでジェフで戦ってきた。17年には、最終節までの怒濤(どとう)の7連勝で、クラブと自身にとって4度目のJ1昇格プレーオフに滑り込んだ経験がある。ただ、双子の弟で現在、サッカー解説者の寿人氏がFWとしてプレーしていた名古屋グランパスと準決勝で対戦し、アウェーで2−4で屈し、涙をのんだ。
佐藤氏は、FC今治戦終了後の解説の中で「何より、今までジェフとしてプレーオフは何度も経験していますけど、ホームはない」と指摘。今季初の観客動員1万9000人超え(1万9103人)を記録したスタンドを前に「たら、ればですけど…僕もプレーオフ、フクアリでやりたかったなぁ。やっぱり、フクアリはパワーをもらえるスタジアムなので」と吐露した。
大宮とは今季、東京・国立競技場でホーム戦として行われた5月6日の第14節は1−2で敗れ、8月9日にNACK5スタジアム大宮でのアウェー戦は1−0で勝利と1勝1敗の五分だ。佐藤氏は「国立競技場で敗れたのはホーム開催ですし、ちゃんとフクアリという自分たちのホーム、家で借りを返し、上に上がりましょう。ホームで挑めるということは、多くの黄色いサポーターが集まってくれる。期待したいですし、必ず勝って昇格を決めてくれると思う」と、期待のコメントを口にしている。
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