画像提供:マイナビニュースFujitakaはこのほど、「居酒屋の喫煙環境に関する非喫煙者の意識と実態調査」の結果を発表した。調査は2025年10月24日〜10月27日、月に1回以上居酒屋を利用する非喫煙者(20代〜50代の男女)331名を対象に、インターネットで行われた。
○喫煙環境が理由でその店の利用をやめた経験があるか
「居酒屋の喫煙環境が理由でその店の利用をやめた経験があるか」を尋ねる設問への回答では、「ある」が51.1%、「ない」が48.9%という結果になった。この結果から、月に1回以上居酒屋を利用する非喫煙者の半数以上が、居酒屋の喫煙環境が理由でその店の利用をやめた経験があることが明らかになった。
○店内の喫煙環境をどの程度重視するか
次に、「居酒屋を選ぶ際に店内の喫煙環境をどの程度重視するか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ある程度重視する」で37.5%、2位が「非常に重視する」で34.1%、3位が「あまり重視しない」で16.9%という結果になった。1位と2位の回答を合計すると回答率71.6%となり、この結果から、月に1回以上居酒屋を利用する非喫煙者の7割以上が、居酒屋を選ぶ際に店内の喫煙環境を少なからず重視していることがわかった。
○同行者の喫煙習慣は店選びにどの程度影響するか
続いて、「居酒屋を選ぶ際、同行者の喫煙習慣は店選びにどの程度影響するか」を尋ねる設問への回答では、1位が「やや影響する」で41.7%、2位が「非常に影響する」で25.1%、3位が「あまり影響しない」で21.4%という結果になった。1位と2位の回答を合計すると回答率66.8%となり、この結果から、月に1回以上居酒屋を利用する非喫煙者の65%以上が、同行者の喫煙習慣が居酒屋選びに少なからず「影響する」と回答していることが判明した。
○非喫煙者のみの場合、どのような喫煙環境の店を選ぶか
また、「非喫煙者のみで居酒屋を利用する場合にどのような喫煙環境の居酒屋を選ぶか」を尋ねる設問への回答では、1位が「完全禁煙」で62.8%、2位が「喫煙ブース設置による空間分煙」で41.7%、3位が「エリア分けによる分煙」で32.9%という結果になった。この結果から、非喫煙者のみで居酒屋を利用する場合に選ぶ居酒屋の喫煙環境は主に「完全禁煙」や「喫煙ブース設置による空間分煙」であることが明らかになった。
○同行者に喫煙者がいる場合、どのような喫煙環境の店を選ぶか
次に、「同行者に喫煙者がいる場合にどのような喫煙環境の居酒屋を選ぶか」を尋ねる設問への回答では、1位が「喫煙ブース設置による空間分煙」で53.2%、2位が「エリア分けによる分煙」で26.6%、3位が「完全禁煙」で23.3%という結果になった。この結果から、同行者に喫煙者がいる場合に選ぶ居酒屋の喫煙環境で最も多いのは「喫煙ブース設置による空間分煙」であることがわかった。
○居酒屋の喫煙環境を統一する場合、どの環境を望むか
「すべての居酒屋の喫煙環境を統一するとしたら、どの喫煙環境を望むか」を尋ねる設問への回答では、1位が「完全禁煙」で41.7%、2位が「喫煙ブース設置による空間分煙」で35.4%、3位が「エリア分けによる分煙」で16.0%という結果になった。この結果から、すべての居酒屋の喫煙環境を統一する場合、最も多くの人が望む喫煙環境は「完全禁煙」で、次いで「喫煙ブース設置による空間分煙」であることが明らかになった。(Yumi's life)