
奈良県在住の40代女性・Eさんは以前、車の運転中に体調を崩してしまったことがある。
運転を続けるのが難しいほどの息苦しさに襲われた彼女は、なんとか車を止めたのだが......。
突然の体調不良で...(画像はphotoAC)
<Eさんからのおたより>
30代半ばだったころのことです。
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1歳半の息子を連れて、車で1時間ほどの距離に住む友達に会いに行くことになりました。
当時の私はふだん、長距離も高速も問題なく運転しており、その日もいつも通り運転を始めたのですが......。
このままでは危ないと自覚して...
その日はなぜか、運転中に息苦しくなってきました。
そしてそのうち、息苦しさが増し運転に集中出来なくなるほどに。
危ないと思い、近くのバス停に車を寄せ、車を降りて深呼吸しようとしましたが、苦しくなる一方でその場にへたり込んでしまったのです。
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運転中に息苦しくなり...(画像はphotoAC)
携帯も子供も車に置いたまま動けずにいると、1台の車が近付いて来て止まりました。
中から降りてこられたのは、おそらくご夫婦。お二人はすぐに救急車を呼び、私の携帯から夫に連絡し、救急車が来るまで私に、「大丈夫やからな、子供ちゃん偉いなー、泣いてないで」などと声をかけてくださりました。
そして救急車が来てからは、私の車を病院まで、息子を乗せて運転してきてくださったのです。
病院につくと、息子と車を病院の方に預け、名前も残さずに帰られたそうです。
意識が朦朧としていたのでお顔も全く覚えておらず、お礼を言うすべもなく、10年近く経っていますが、忘れることはありません。
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この場をお借りして、お伝えしたいです。
あの時は助けてくださり、本当に本当にありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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