【チャンピオンズC】今年も田中博康厩舎×ゴドルフィンに要注目 ナルカミが6年ぶりの3歳馬Vなるか

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2025年12月03日 18:00  netkeiba

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チャンピオンズC2025に出走予定のナルカミ(今年10月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
 3歳ダート王のナルカミ(牡3、美浦・田中博康厩舎)が、チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)でGI初制覇を狙う。

 ナルカミは父サンダースノー、母オムニプレゼンス、母の父ディープインパクトの血統。母はJRAで1勝。曾祖母は名繁殖牝馬のマンデラなので、近親にはマンデュロ(Manduro)やワールドプレミア、ワールドエースやヴェルトライゼンデなどの活躍馬が並ぶ。

 ここまで6戦5勝。24年11月に栗東・坂口智康厩舎からデビューして、新馬を2秒0差で圧勝した。続く1勝クラスを引っ掛かって7着に敗れた後、美浦・田中博康厩舎に転厩。そこから1勝クラス、2勝クラスと連勝すると、続く不来方賞で重賞初制覇を果たした。さらに前走のジャパンダートクラシックも圧巻の逃げ切り。連勝を4に伸ばすとともに、東京ダービー覇者のナチュラルライズの直接対決を制し、3歳ダート王の座に就いた。今回は唯一の敗戦を喫した中京ダ1800mが舞台となるが、近走の走りを見る限り、おそらくは問題なし。古馬相手の重賞は初めてとなるが、十分に伍して戦えるはずだ。

 前身のジャパンCダート時代も含め、これまでチャンピオンズCでは5頭の3歳馬が勝利している。古い方から順に01年のクロフネ、05年のカネヒキリ、06年のアロンダイト、18年のルヴァンスレーヴ、19年のクリソベリルと錚々たるメンツだ。また、馬主のゴドルフィンと田中博康調教師はレモンポップで2連覇中。したがって馬主としても調教師としてもレース史上初の3連覇がかかる一戦となる。ナルカミが古馬も制圧し、記録尽くめの勝利となることを願いたい。

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