【日本ハム】阪神から加入の島本浩也「優勝に貢献」で新天地“ひとり連覇“だ　500万減4000万円

新天地でもリーグ制覇に貢献して“ひとり連覇”だ。

阪神から日本ハムへトレード移籍した島本浩也投手（32）が3日、エスコンフィールドで入団会見に臨んだ。500万円減の年俸4000万円で正式契約し、背番号は40に決定。「年間を通してしっかり投げることと来シーズンの優勝に貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。会見に同席した木田GM代行も「来年優勝するために貴重な戦力」と期待した。

トレード発表日には早速“新庄流”の歓迎を受けていた。「インスタグラムを開いたらフォローしてもらっていて夕方ぐらいにDMが来ていました」。すぐに指揮官のアカウントをフォローバック。DMを見てみると「一緒にできることを楽しみにしている。待っているよ」と書かれていた。阪神時代には経験がなかったSNSでのやりとり。新庄監督ならではコミュニケーション手法は「なんか番組で見たことあって、本当に来たのでびっくりしました」と振り返った。

一方で、阪神藤川監督からも同日に連絡をもらったという。「電話をいただいて『今後の野球人生にもいい経験になるし、しっかり頑張ってこい』と言われました」と背中を押されて北海道にやってきた。

奈良出身で高校は京都の福知山成美。プロ入り後は阪神一筋で関西から離れるのは「初めてです」。多少の不安はあるが、強気な投球が持ち前の通算204試合登板を誇る中継ぎ左腕は「どんな場面でもしっかり投げられるところを見せたい。（北海道には）野球しに来てるので、もう頑張ります」と誓った。（金額は推定）