NPBが現役ドラフトの2巡目の運用規定を明文化 意思を議長に通知し各球団のスタンスを可視化

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2025年12月03日 19:46  日刊スポーツ

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阪神対オリックス NPB旗(撮影・加藤哉)

日本野球機構(NPB)は3日、9日に行われる「現役ドラフト」で2巡目の運用規定を明文化した。


昨年は、広島が日本ハム鈴木健矢投手(27)を2巡目で指名。史上初めて2巡目が成立した一方、日本ハムなどが棄権したことで支配下選手数にばらつきが生じた。今回、参加の意思表示から入札までの流れを段階的に整理し、制度を可視化。NPB法規室の保科求己室長は「さまざまなことが想定される中で、より明確にした方がいいという判断」と説明した。12球団がA「参加(指名意思あり)」、B「参加(指名意思なし)」、C「不参加」から選択して議長に通知する方式へ変更。各球団のスタンスを見える形にすることで、成立の可能性を高める。保科室長は「選手会からの要望もありますし、1件でも多く、1人でも多く成立させたい。12球団それぞれにニーズがある。それがうまく生かせれば」と話した。

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