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ラグビーの27年W杯オーストラリア大会(10月1日開幕)の1次リーグ(L)組分け抽選会が3日、シドニーで行われ、世界ランキング12位(3日現在)の日本は同5位のフランスと同じE組に入った。同16位米国、同19位サモアと対戦。1次L敗退となった23年フランス大会のような“死の組”は回避。2位での決勝トーナメント(T)進出を最低目標に、フランスからの金星を狙う。
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天国でもなければ、地獄でもない。日本は実力通りなら、今大会から16枠に拡大された決勝Tに進める。
強豪ぞろいの第1バンドからは今年の欧州6カ国対抗を制したフランスが入った。過去14戦で1分け13敗と未勝利の強敵。W杯で過去2回対戦し、03年は29−51。11年は終盤まで競りながら21−47で敗れた。17年のテストマッチでは23−23で引き分けたが、昨年11月には敵地で12−52で完敗。苦戦も予想される。動画配信サービスDAZNの中継に出演し、抽選を見守ったワーナー・ディアンズ主将(23=ハリケーンズ)は「すごくチャレンジとしてポジティブ」と明るく受け止めた。
勝手を知る2国との対決がカギを握る。米国、サモアとは、環太平洋6カ国対抗戦パシフィック・ネーションズカップ(PNC)で対戦。米国には通算12勝1分け13敗だが、今夏は47−21で勝利。15年以降は4連勝している。サモアとは15年からW杯4大会連続の同組で3連勝。ただ、主将は「PNCでやっていて知っている相手。すごくタフな試合になる」と警戒した。
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今大会からは大会方式が変更。16チームが決勝Tに進むため、通過順位も重要になる。実力通り2位抜けなら、A組2位と対戦。10月に15−19で惜敗したオーストラリアとの対戦が見込まれる。仮に3位通過となれば、ベスト16で1位と対戦になりベスト8へ暗雲がかかる。確実に2勝を挙げ、2位以上での通過を目指したい。【飯岡大暉】
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