画像提供:マイナビニュースLiIBe(リアイブ)はこのほど、経験3年以上の美容師(20代〜40代の男女)を対象に「美容師のカラーシャンプーの選び方に関する調査」を実施した。
○■調査背景
SNSでの情報発信が盛んになり、多様なヘアカラーを楽しむ人が増えた現代において、「美しい色合いを長く楽しみたい」という消費者意識も同時に高まっている。
このニーズに応えるため、ヘアカラー後の色持ちをサポートする「カラーシャンプー」への関心が集まっている。こうした背景から、髪のプロである美容師には、市場に数多く存在する製品の中から、顧客の髪質や要望に最適なカラーシャンプーを選定し、提案する専門性が求められている。
しかし、美容師が具体的にどのような基準で製品を選んでいるのか、その実態は明らかになっていない。
そこで実施された今回の調査。美容師歴3年以上の人が感じているカラーシャンプーの需要の変化や選定時に重視するポイント、注目している成分などが明らかになった。
○■カラーシャンプーの需要「増加」の回答は6割超
まず、「近年、カラーシャンプーの需要の変化についてどう感じるか」を尋ねる設問への回答では、1位が「やや増加している」で43.2%、2位が「変わらない」で24.9%、3位が「とても増加している」で18.8%という結果になった。
1位と3位の回答を合計すると回答率62%となり、この結果から、美容師歴3年以上の人の6割以上が、カラーシャンプーの需要が程度の差こそあれ「増加している」と感じていることが明らかになった。
○■約3割がカラーを行った顧客のうちの半数以上にカラーシャンプーを提案
次に、「カラーを行った顧客の内、どのくらいの方にカラーシャンプーを提案しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「3割未満」で70.9%、2位が「5割程度」で15.5%、3位が「ほぼ全員」で8.4%という結果に。
2位と3位の回答と、4位の「7割程度(5.2%)」という回答を合計すると回答率29.1%となり、この結果から、美容師歴3年以上の人の約3割が、カラーを行った顧客の半数以上にカラーシャンプーを提案していることがわかった。
○■顧客から受ける相談内容は主に「使用頻度」や「色の選び方」について
続いて、「顧客から受けることが多いカラーシャンプーに関する相談内容はどのようなものか」を尋ねる設問への回答では、1位が「使用頻度について」で26.3%、2位が「色の選び方について」で25.8%、3位が「使用方法について」で23.5%という結果になった。
この結果から、顧客から受けることが多いカラーシャンプーに関する相談内容は主に「使用頻度について」や「色の選び方について」であることが判明した。
○■色持ちや発色以外で最も重視することは「髪のダメージケア効果」
また、「カラーシャンプーを選定する際、色持ちや発色以外で最も重視することは何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「髪のダメージケア効果」で36.2%、2位が同率で「成分の安全性・品質」と「価格・コストパフォーマンス」で19.2%という結果に。
この結果から、カラーシャンプーを選定する際、色持ちや発色以外で最も重視することは「髪のダメージケア効果」であることがわかった。
○■現在注目している成分は「色持ち・褪色防止」や「髪色が濁らない発色」成分
調査の最後、「カラーシャンプーの成分で、現在最も注目しているものは何か」を尋ねる設問への回答では、1位が「色持ち・褪色防止成分」で45.6%、2位が「髪色が濁らない発色成分」で18.3%、3位が「髪のダメージ補修成分」で12.2%という結果になった。
この結果から、カラーシャンプーの成分で注目しているものは主に「色持ち・褪色防止成分」や「髪色が濁らない発色成分」であることが明らかになった。
○■調査結果まとめ
今回の調査により、美容師歴3年以上の人の6割以上が近年、カラーシャンプーの需要が程度の差こそあれ「増加している」と感じており、約3割が、カラーを行った顧客の半数以上にカラーシャンプーを提案していることが明らかになった。
また、顧客から受けることが多いカラーシャンプーに関する相談内容は主に「使用頻度について」や「色の選び方について」であり、カラーシャンプーを選定する際、色持ちや発色以外で最も重視することは「髪のダメージケア効果」であることがわかった。
カラーシャンプーの成分で注目しているものは主に「色持ち・褪色防止成分」や「髪色が濁らない発色成分」であることが判明した。
同調査の結果から、カラーシャンプーの成分で、現在注目しているものは主に「色持ち・褪色防止成分」や「髪色が濁らない発色成分」であることが明らかになった。
○■調査概要
調査期間:2025年11月5日〜11月10日
調査方法:インターネット調査
調査対象:美容師歴3年以上の人(20代〜40代の男女)
調査人数:213名
モニター提供元:RCリサーチデータ(エボル)