
冷えや乾燥が気になる季節がやって来ました。手軽な飲み物やスープで解決しませんか?
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、内側からからだを温めてお肌を潤す“飲む保湿”のポイントと、おすすめのドリンク&スープについてご紹介します。
■冷えが美肌の大敵な理由
美肌のためには、冷え対策は欠かせません。からだが冷えてしまうと、血流が滞ることで肌の細胞へ栄養が届きにくくなり、その結果、肌のターンオーバーが乱れて乾燥しやすくなってしまうからです。
血行促進は美の基本と考え、からだを冷やさないよう意識したいものです。
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■冬は内側から温活と保湿を!
温活は心掛けているものの、暖房のきいたところでは、冷たいジュースやアイスクリームについ手が出てしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
美味しいですが、これは冷えのもとです。この冬からは気をつけていきましょう。
■内側からケア◎おすすめ保湿ドリンク&スープ
(1)ゼラチン白湯
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温活と言えば白湯ですね。これに市販のゼラチンパウダーを1パック(3g)加えて、溶かして飲みましょう。
ゼラチンはコラーゲンから作られています。コラーゲンには肌のうるおいをアップさせることが報告されているので、ゼラチンのちょい足しで、艶やかな肌を育ててください。
(2)黒ごまココア
黒ごまに含まれているビタミンEは、肌のかさつきの緩和に役立ちます。さらに豊富なビタミン、ミネラル類が肌にツヤを与える効果が期待出来ます。
加えてココアに含まれるカカオには血行をうながす作用もあるため、ぜひココアには擦った黒ごまを加えてお召し上がりください。
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(3)酒粕入り野菜スープ
酒粕には、天然の保湿成分であるアミノ酸が豊富に含まれています。粕汁はもちろん、洋風のコンソメスープに加えてもとても美味しくいただけます。簡単な作り方をご紹介しましょう。
酒粕入り野菜スープのレシピ
材料(作りやすい分量)
大根 100g
白菜 100g
にんじん 100g
水 500ml
顆粒コンソメ 小さじ2
塩、こしょう 適宜
酒粕 大さじ1
作り方
(1)大根、白菜、にんじんは細かく刻んでおきます。
(2)鍋に(1)と水、顆粒コンソメを加えて中火で煮込みます。
(3)材料がやわらかくなってきたら弱火に変えて、酒粕を溶きほぐし、沸騰直前で火を止めます。
(4)塩、こしょうで味を調えて完成です。
年末に向かう時期は、忙しさから心もささくれ立って来るものですが、そこに温かな飲み物やスープがあれば、ふっと気持ちもほぐれて来ますね。滋養のある温かなものを摂って、からだの中から肌の元気を増やしていきましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
