
常連客は店にとってありがたい存在だが、時にはとんでもない裏切り方をされることもあるようだ。投稿を寄せた60代男性(エンジニア)は、かつて勤務していたホームセンターで起きた窃盗事件についてこう明かす。
「常連客だった奴が実は大量万引きの犯人だった」
男性は以前、ホームセンターのカー用品担当として働いていた。その店によく来店する客がいたようだ。しかし、上客だと思っていた人物が店の商品を盗み続けていたというのだ。(文:篠原みつき)
「経費がかかるから」盗難対策をしていなかった店
男性がその事実を知ったのは、退職した後のことだった。なぜ犯行が繰り返されたのか。男性は店の管理体制の甘さを指摘する。
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「店側で盗難対策を『経費がかかるから』という理由でほとんどしていなかったのを知っていたので盗られ放題だった様子」
防犯カメラや防犯タグなどの導入コストを惜しんでいたのだろう。
さらに驚くべきは、事件の発覚から解決までの経緯だ。店側が犯行に気付いて捕まえたわけではなかった。
「店側が気付いていなくて、親が本人に問いただしたら自白して、しかも親が金を積んで警察沙汰にしないようにもっていったらしい」
その後、親が被害相当額か示談金を支払うことで、事件化を防いだということだろうか。
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店としては被害額が回収できれば警察沙汰にする手間が省けると判断したのかもしれないが、なんとも後味の悪い結末だ。男性も辞めた後の話とはいえ、呆れるしかなかっただろう。
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