
暖房のついた部屋は暖かくても、別の部屋に移動すると急に寒さを感じてしまったり、朝起きたときに暖房が付いていないと、部屋が暖まるまでに時間がかかったり、肌寒さを感じるタイミングは多々ありますよね。
【画像】コメリの「アテーナライフ ソフトタッチ着る毛布」を使ってみた
ほかにも、夜のリラックスタイムは心地よい温もりを確保したいなど、暖房とは別で寒さ対策が必要になる場面は多いもの。そんな時に頼りになるのが「着る毛布」です。
2025年はコメリの「アテーナライフ ソフトタッチ着る毛布 襟付き ベージュ M」(以下、着る毛布)を購入してみたので、早速レビューします。
公式サイトでの販売価格は1980円(税込)です。
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●軽い着心地と滑らかな肌触りが魅力
コメリは店舗数日本一を誇るホームセンターで、日用雑貨から農作業用の道具、キャンプ用品まで幅広く扱っています。冬が近づくと防寒グッズのラインアップも増え、「着る毛布」も展開されています。
コメリの着る毛布は、毛羽がポリエステル100%、地糸がポリエステル98%・ナイロン2%の素材で作られています。
表面はとても滑らかで、思わず触っていたくなるような優しい肌触りが特徴。裏地に別素材が使われることもなく、全体が同じ肌触りで統一されています。肌に触れる面積を増やしたいと思うほど心地よく、クセになる触感です。
最初は生地に厚さもあり、丈も約105cmあるため、重いのではないかと心配でした。しかし実際は想像以上に軽く、公式サイトによると重量約570gとのこと。エアリーな軽さとまでは言えませんが、2時間ほど着用しても肩がこることはありませんでした。
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●座っても太ももが隠れるロング丈で暖かい
コメリの公式サイトでは「着やすく動きやすいショート丈 105cm」と記載されていますが、実際に着用してみると“ショート丈”という印象は受けませんでした。
上記写真では身長160cmの人が着用していますが、膝が隠れるほどの丈感があります。身幅は約66cm、袖丈は約53cmで、前はスナップボタンで留める仕様です。
座った際も太ももまでしっかりカバーされるため、丈の長さは十分。座ったときにお尻が出てしまう心配もなく、きちんと保温できるアイテムだと感じました。
●襟や袖口に施された使いやすいポイント
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着る毛布はお風呂上がりのリラックスタイムに使うだけでなく、暖房が届きにくいキッチンで着用するのもおすすめです。
料理をする際は袖回りが気になりますが、袖の内側にはゴムが付いているため、袖を上げても落ちてくる心配がありません。
さらにゴムが付いているおかげで、袖口から冷気が入りにくく、寒さを防いでくれるのもポイント。袖口も全体と同じ毛布生地で、ゴムもきつすぎないので、腕まくりもしやすいと感じました。
また、スナップボタンを留めると襟を立てることもでき、首元までしっかり保温できます。あごや首に触れる部分も柔らかい生地で、温もりを感じられます。
●冬にうれしい静電気防止生地
ポリエステルを使った製品だと、着脱の際の静電気が心配ですが、着る毛布は比較的静電気が起きにくいように感じました。
その理由は、生地自体に静電気防止加工が施されているためです。静電気を完全に防ぐことはできないものの、軽減できるだけでも冬場にはうれしいポイントです。
また、洗濯ネットを使用すれば自宅での洗濯も可能で、衛生面も安心です。
筆者が購入したカラーはベージュ。グレーもありますが、丈が約120cmのロング丈仕様となっています。
また、どちらのカラー(丈)にも、襟付き・襟なし・もこもこタイプの3種類が展開されています。価格はタイプによって異なります。

