
日本各地に設置されている国立大学。各大学ではそれぞれ特色のある講義や研究を行っており、そのなかには「今後発展していきそう」だと思う大学もあるのではないでしょうか。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、中四国地方在住の男女を対象に「今後発展していきそうな国立大学(東大・京大除く)はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
東大・京大を除く国立大学の中で、中四国地方に住む人から「今後発展していきそう」だと思われていたのはどの大学だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率5.7%で二つの大学が選ばれました。一つ目の大学は「東京農工大学」です。1874年に設置された「農事修学場」「蚕業試験掛」を起源とし、1949年に設置された国立大学です。
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東京農工大学では、2025年現在、工学部と農学部の2つの学部を設置しています。工学部では2019年より新教育課程がスタート。6つの学科を用意し、各学科で複数の専門分野を学ぶことができます。農学部は5学科から構成され、知的、道徳的および応用的能力を展開させる優れた能力を有する学生を養成しています。
同率の第2位は「筑波大学」でした。1872年に明治政府によって開かれた日本初の教員養成機関として発足した「師範学校」を起源とする大学です。
筑波大学では、学群・学類と呼ばれる、学生だけが所属する組織による特有の教育システムが特徴となっています。教員と学生が別の組織に所属することで、学生は他学群・他学類の講義が取りやすいなど、より広い専門分野や従来とは異なる学問体系で学ぶことができます。また教員は、所属組織にとらわれず、より専門性を活かした教育を実践できます。
第1位に選ばれたのは、得票率6.7%の「大阪大学」でした。緒方洪庵が1838年に設立した適塾を原点とし、1931年に日本で6番目の帝国大学・大阪帝国大学として創設されました。
大阪大学では、キャンパス周辺(吹田・豊中・箕面)から大阪中心部(梅田・中之島)にかけて地域一体型の国際的な知の創造と人材育成のための拠点からなる「大阪・関西サイエンスヒルズ」を構築。また、教育研究上の基本組織として11学部を設置し、各学部の特性に応じた人材養成に関する目的・そのほかの教育研究上の目的を持って運営しています。2025年には坂口志文さんがノーベル生理学・医学賞を受賞し、注目を集めました。
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