
日本サブスクリプションビジネス振興会は12月3日、「日本サブスクリプションビジネス大賞2025」の表彰式を都内で開催し、グランプリにホームサーブ(東京都渋谷区)が提供する「サブスク型お家の修理サービス」を選出した。住宅設備のトラブルに備えるサブスクリプションサービスとして、その新規性と事業の成長性を高く評価した。
【その他の画像】ヴァンガードスミスの「Pサポ」はシルバー賞を受賞
サブスク型お家の修理サービスは、月額590円から利用可能で、電気、水まわり、ガス機器の故障が発生した際、技術者が現場に駆けつけ、原因特定から修理までをサポートする。修理費用は年間30万円まで何度でも対応するという手厚い内容が特徴だ。同社は地域の電力会社などとの連携を通じ、既に32万会員にサービスを提供しており、生活インフラの「悩み解決」と「安全性」を満たした点が評価の決め手となった。
そのほか、シルバー賞にヴァンガードスミス(東京都港区)が提供する近隣トラブル解決支援サービス「Pサポ」が選ばれた。全員元警察官の専門相談員が対応にあたるという新規性を評価された。ブロンズ賞にはremental(東京都渋谷区)が提供する、心理職の国家資格である公認心理師による月額制のオンラインカウンセリングサービス「Kimochi」が選出された。
同大賞は、2025年のサブスクリプションサービスの中で、「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」「安全性」の6つの審査基準に基づき、最も優れたサービスを表彰するものであり、今年で7年目となる。
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主催した日本サブスクリプションビジネス振興会の畠山知也会長は「サブスクリプションビジネスが珍しいものではなくなった昨今、局所的な悩みや課題解決に特化した“目的特化型”サービスが伸長している」と見解を示した。
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