
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)ファイナル>◇6日◇愛知・IGアリーナ◇男子フリー
世界選手権2連覇中でショートプログラム(SP)3位発進のイリア・マリニン(21=米国)が、世界初の4回転ジャンプ6種7本を成功させた。
自らが持つフリー世界最高得点を9・27点上回る238・24点を記録。合計332・29点とSPの出遅れに影響されず、自身が持つ世界2位の自己ベスト333・81点に迫った。SPで14・72点差だった鍵山優真(オリエンタルバイオ/中京大)を逆転し、3連覇を達成した。場内インタビューでは「今日は終わったので、次を目指してさらに向上をしていきたいです。良いものを目指して努力していきたい」と意気込んだ。
フリーはジャンプ7本を組み込むが、その全てで4回転ジャンプの異次元構成。世界でマリニン1人が跳べるクワッドアクセル(4回転半)を入れることで、今回の並びが完成した。
◆マリニンのジャンプ
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〈1〉4回転フリップ
〈2〉クワッドアクセル(4回転半)
〈3〉4回転ルッツ
〈4〉4回転ループ
〈5〉4回転ルッツ−1回転オイラー−3回転フリップ
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〈6〉4回転トーループ−3回転トーループ
〈7〉4回転サルコー−トリプルアクセル(3回転半)
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