【西武】応援歌で「越後の星」と歌われる滝沢夏央が越後里帰りで拍手喝采に黄色い声浴びまくる

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2025年12月06日 21:17  日刊スポーツ

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地元上越市で野球教室を行った西武滝沢(撮影・金子真仁)

スターの階段を上がり始めた。西武の滝沢夏央内野手(22)が6日、何百人ものファンと交流した。


前日、契約更改を終えた後に地元の新潟・上越市へ帰省。一夜明けたこの日、少年野球教室、地元後援会主催の応援イベントと続けて出席し、拍手喝采と黄色い声を浴び続けた。


この春、外野席で奏でられる応援歌ができた。こんな歌詞がある。


「越後の星よ、きらめけ いつまでも」


キャリアハイの125試合に出場し、規定打席到達のぎりぎりまで来た。何度も応援歌を聞き、思う。


「いやまず、自分に応援歌できるなんて思ってなかったので、めちゃくちゃうれしかったですし」


続ける。


「越後の星って、ちょっと、恥ずかしいくらいだったっすね、自分が星なんて。でもそう言ってもらえるように活躍しないといけないとって思いました」


その応援歌が会場に響く中、まるで結婚式のような演出で300人が待つ応援イベントに入場する。


参加者皆の笑顔が輝く。笑顔とカメラとスマホレンズを一身に浴びる。「ほんっとに、これだけ応援してくれる方がいて、幸せだなって感じました。もっと頑張らないといけない、って言葉しかたぶん…ないですね」と感無量だ。


滝沢自身のスターは源田壮亮内野手(32)だ。「スーパースターっす」と入団時から尊敬の言葉を発してきたが、源田は「なつお、なめてますね(笑い)」と軽やかにスルーする。


「ゲンさん、生で見るのは全然違いました。生で見て143試合フルで戦えて、あれだけの守備ができて、試合中のあの余裕感とか全て考えると、やっぱ自分の中では普通にできないことだと思うので。スーパースターっす」


源田と同じように、とは思わない。「源田さんになりたいわけじゃなくて、自分は自分の気持ちで、プレースタイルで、やることだと思います」。自身のキャッチフレーズは「全力プレー主義」とした。


小柄で目立つ。入団当時から女性ファンも多い。でもそれ以上に、そのひたむきな姿勢に心打たれる人が年々増えている。


「体は小さくてもできるのを見せて、上越の子どもたちの憧れの存在になれるように、っていう僕自身の夢というか目標があるので、これからも」


いつまでも。【金子真仁】

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