【バスケ】B1仙台が中断明けの一戦制す、5日に27歳誕生日の荒谷裕秀「大きな1年だった」

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2025年12月06日 21:48  日刊スポーツ

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仙台対FE名古屋 ボールを死守し、パスを狙うB1仙台・荒谷(撮影・高橋香奈)

<B1:仙台74−67名古屋>◇6日◇第12節◇ゼビオアリーナ仙台



リーグ戦再開を白星で飾った。B1仙台89ERSがファイティングイーグルス名古屋を74−67で下し、バイウイーク(中断期間)明けの一戦を制した。


前日5日に27歳の誕生日を迎えた荒谷裕秀が、今季最長の23分10秒のプレータイムで躍動。要所でシュートを決めきり、ゲームメークでも存在感を放った。7日もFE名古屋と対戦。連勝で勝率5割に復帰させる。


◇   ◇   ◇


序盤に奪われかけた流れを、変えた。11−19で迎えた第2クオーター(Q)、トゥーレ、ブースのシュートでじりじり詰めより、ダーウィッチのシュートで逆転。突き放したいところで荒谷が速攻レイアップシュート、3点シュートをしっかり沈め、第2Qだけでも3アシストとチャンスメーク。その後はシーソーゲームの展開が続くも、競り勝った。今季最長プレータイムで7得点、5リバウンドの荒谷は「前半のうちに逆転まで持っていけて、しっかり自分たちの良くなかった部分を直せたのが勝利につながった」とうなずいた。


バイウイーク前の11月は膝のコンディション不良により、コートに立つ時間も限られた。「自分が勝たせてあげられたなという試合もあって、悔しかったですけど、バイウイーク明けに向けて準備してこれました」と課題に向き合いながらしっかりと照準を合わせた。


前日5日には27歳の誕生日を迎えた。26歳の1年は昨年11月のシーズン中に仙台に移籍、プライベートでは第1子の誕生もあり、「とても大きな、ターニングポイントになる1年だった」と振り返った。5日の練習後には、チームメートからのケーキの祝福、この日はブースターから歓声の祝福を受け「大事な試合をしっかり1つ勝ちきれて良かった。明日もしっかり勝ちきってタフなスケジュールに向かっていきたい」と気を引き締め直した。


バイウイーク明けの初戦を制し、タシュニーヘッドコーチ(44)も安堵(あんど)。相手を67得点に抑え「質の高いディフェンスというものができたことが勝敗を分けた要因。オフェンスに関してはゲーム感の影響か、質の悪いターンオーバー、レイアップまでいっているのに決めきれなかったことが自分たちを苦しめた。修正して明日に臨みたい」。課題を改善し、2連勝で流れに乗っていく。【高橋香奈】

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